東京の片隅から
目次きのうあした


2004年11月24日(水) カット

今毎日新聞でリストカットについての記事が継続的に連載されていて、自分が学生の頃にはあまり居なかったよなぁと思いながら読んでいるわけだが、はたと気づいたのが、自分が爪を噛んだり甘皮を向いてささくれぼろぼろにしてしまうのも一種の自傷癖ではないかと。
それを言うなら小学生時代を通じてやっていた「鉛筆の尻を噛んでがじがじにし、さらには食べてしまう」というのもそうだろう。いたよなそんな小学生。ってそれは私。
口に何か入れて落ち着くならそれはお茶でも飴でもいいじゃないかと思うのだが、実際飴やガムではあまり効き目はなくて、やっぱり自分の体の一部であることに意味があるような気がする。一時爪なんか半分くらいしかなかった。血の味がなんか落ち着く、というのがあって、さすがにまずいと思って、なるべくいじらないようにしてはいるのだが、行為自体を完全になくすることは無理だ。自分が生きているのか死んでいるのかよくわからないような感覚に陥ったときに唯一リアルなのが痛覚で、生きていることを確認するために爪をかじっているのかもしれない。

最近は研究も進んで小学生の何割に抑鬱傾向があるとかいろいろわかってきているのだが、大人になった自分が見てもあぁそうだったのか、と思うことがときどきあって、小学生の時にこういうことがもっとわかっていたら違ったのかな、と思ったりする。

結局「こうあらねばならない自分」と「実際の自分」とのギャップが大きくてそれを埋めるすべが見つからないときの応急処置なのかなぁと思ったりするのだ。


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