東京の片隅から
目次|きのう|あした
まーさんは朝から釣り。一緒に起きてしまうと一日が長い。映画を見に行くことにした。 銀座で「誰も知らない」。カンヌ映画祭で主演男優賞を取った、あの作品である。是枝監督の話は好きで一応全部見ている。見よう見ようと思いつつ、一人で見たかったのでここまで延ばし延ばしになっていた。 感想から言うと、基本的に静かな映画、ハッピーエンドじゃない映画は好きなのだが、それは数見ているから好きなのであって、久しぶりに見ると、一本まるまる座っているのはつらい、ということ。でもあとから思ったのは、自分は映画の進行の緩さにいらだっているのか、それとも主人公のいらだちに同調しているのか、それが自分の中で曖昧だった。ある意味それだけインパクトが強いと言うこと。とにかく子供達はもちろん、周囲の大人のキャスティングも絶妙。主人公が日陰の川沿いの立った一カ所の日だまりでぼんやりと佇んでいるのが、捨てられたネコのようで残る。
そのあと伊東屋やデパートを覗きながらぶらぶらと日本橋まで。コムサで安かったセーターを買う。後は日本橋三越の前の新潟県のショールームみたいなところできはだやさんというところの糸や端布の展示即売会を覗く。半襟に良さそうなものを2枚購入。
夜、まーさんが帰ってきた。本命はハナダイだが、外道のアジが釣れまくり。ひたすらエサをつける→竿を下ろす→入れ食い→竿を揚げる→魚をハリから外すの繰り返しだったらしい。疲れ果てていたので、とりあえずパーシャルに放り込んで寝る。
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