東京の片隅から
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六本木ヒルズでの事件以来回転ドアの安全性についていろいろ報道がある。 私が子供の頃の回転ドアは、自分の力で回すものだった。当然、子供一人ではかなり苦労するし、大人が押してもさほどスピードは出ない。 そのうちに、扉の一部を押すとスイッチが入り一定時間のみ回転するタイプが出た。このタイプもそれほどスピードは出ない。 今回事故が起こったタイプのものは自分の力でなく勝手に回る。本来道具というのは使う人にあわせて駆動するべきで、道具にあわせて人が行動する、まして健常者(この言葉嫌なんだけども)しか想定していない、というのは、道具として根本的に致命的欠陥があるといわざるを得ない。 私の職場は電気製品の規格等のチェックをしている。当然、安全性が問われる。ちゃんと動くかということと、使っても安全かということ、その2本立てだ。事故が起こらないことを前提とするのではなく、起きてはならない事故をなお想定して設計・運用すべきだと思う。
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