東京の片隅から
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「Breath」(O.P.KING表紙)を読んでいて、COILのインタビューのところで、ライターの言葉として、この前の7月のライヴは浴衣の女の子とかいて華やかだったけど本当にこの子達にCOILのやりたいことが伝わっているのか疑問、という文脈があって、普段雑誌を読むときは斜め読みしているのだが、久しぶりにむかついた。なぜなら自分が着ていたからだ(笑)。 浴衣を着る=花火とかお祭りとか=浮ついている、と思われたらしい。いや、気合いは入っていたけれども、そもそも着付け教室の後だったし、洋服でとっておきのコーディネートで見に行くのと私の中では大差ない。着物を着るのは特殊な状況もしくは人間というイメージがこの人の頭の中に染みついているんだなぁと思う。 それ以上に、この言葉の何に引っかかるかと言ったら、「浴衣の女の子達にCOILのやりたいことが伝わっているか疑問」という言葉の裏に、「素人のファンにはわからなくても音楽に詳しいライターの私はわかってるのよ」という空気が見えたような気がしたからだ。本人はその気はないかもしれない。でも、そう読めてしまうこと、「全く近頃の若者は」って言ってるおっちゃんおばちゃんと変わんないじゃん、と思わせた時点で、書き手としては敗北だと思う。 じゃあ、次のライヴには小汚い格好をしていくことにしようかね。
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