東京の片隅から
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| 2001年08月17日(金) |
だから今日はいつもよりも長い電話をしよう |
スガシカオのPVをきょうだい3人で観ていて姉が「どうして『“だから”今日はいつもよりも長い電話をしよう』なのか」と訊いてきた。
「もしも君がいなくなってしまったら たとえばネコやイモムシになってしまったら メソメソと泣くよ でもそのうち 都合のいいネタにしてしまうかも ねぇだから今日は そういつもより 長い電話をしよう なんとなく君に 後ろめたいから やさしくふるまっておこう・・・」(8月のセレナーデ)
結論は「なんとなく君に後ろめたいから」だと思うのだが、それがよくわからないのだと言う。 何で後ろめたいのか、例え思ってしまったとしても相手に黙っていればいいじゃないか、というのが彼女の言い分。たとえ相手や自分に打算があったとしても、お互いが知らなければ、言わなければ、別にいいんじゃないか、だそうだ。彼女はそういうことを気にしない。かといって人と計算してつきあうタイプではない。他人のことをネタにしないので、黙っていられるのだと思う。その強さが、ちょっとうらやましい。たった1歳違いだが、かなりの差がある。
スガの詞は、理屈では説明しにくい。BRIDGE兵庫編集長が「これって俺?」とか「ひょっとして俺の日記読んだ?」と思うらしいが(苦笑)、私も同じレベル。見ないようにしていた自分の虫歯を「ほぉら」と見せられてしまう感じ。「起承転結」の「承」と「転」しかない、と自ら語る詞だが、曲の向こう側には彼のサングラスの奥の眼のように「起」と「結」がうっすらと透けて見える。だから彼の詞は魅力的なのだが。
ところで、PVを観て姉はスガを自分と同じくらいだと思ったらしい。かなり、違います(笑)。
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