東京の片隅から
目次きのうあした


2001年08月08日(水) バンド考:此岸と彼岸の間

ライヴを見ていて思うことがある。実力や運や場数以前にプロデビュー(メジャーデビュー)できるアーティストとそうでないアーティストは、何かが違うのだ。
それは「絶対プロで喰っていく」という気構えなのか、それだけではないと思うのだけど、とにかく本人の内面的な、メンタル的なものだと思う。
その境界はやっぱりはっきりとある。なかなか彼岸には渡れない。船が出るのを待っているようなアーティストはダメだ。自分で船を作ったり買ったりするような人でないと。

そんなことを考えるのも、フェスに行ってしまったからだ。メジャー/インディーズに関わりなく、あの場は「プロ」の集団だった。普段ライヴハウスで聴いていて気付かないものを、野外で聴くことで気付かされてしまった。いや、ライヴハウスでは見ないようにしていたのかもしれない。普段凄く好きなアーティストでも「あぁ、この人たちはまだまだだなぁ」と思ったりした。別にフェスに出なくてもいい。こちらが身動きできないくらい、瞳孔開きっぱなしになるくらいのライヴを、いつか、見せてほしい。

そしてまた毒吐きに拍車がかかってしまうんだなぁ。


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