東京の片隅から
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| 2001年06月03日(日) |
「上野動物園再々々襲撃」 |
午後、「上野動物園再々々襲撃」(青年団)を見に行く。 三軒茶屋まで自転車で出かける。日曜日だからかスクーターの多さが目につく。ある意味車よりも危ない。 会場のシアタートラムは初めて。ロビーに当日券売り場があって、空席状況を見ながら座席を購入するのだが、なぜか演出の平田オリザ氏がうろうろしながらチケット係の手許を覗き込んでいる。落ち着かないなぁ(苦笑)。想像していたよりもずっと小柄で華奢に見えるが、口を開くと物凄いエネルギーが溢れ出てきそうな人。
「上野動物園・・・」は人生の夕方に差し掛かった人たちの話だと思う。ある小学校の卒業生たち、40前から50過ぎまで幅があるだろうか。地元に残ったもの、出ていったもの、ある一人の葬式を機に集まる。思い掛けない人が現れ、懐かしい話に花が咲き、隠し事や嘘も明らかになる。 ちょっとした登場人物すべてにもきちんと過去があり、会話の端々から察せられるが、すべてが明らかになることはない。 起承転結でいえば、「転」だけを抽出した感じだろうか。 観客は20代から上は40代くらいまで?男女も半々くらい。 この芝居は私にはまだ早いのかもしれない。 クラスのヒロインだった彼女が死んだ妹と会う。同級生の前では強く元気な昔の彼女のままでいるが、妹と向き合った時にふっと年相応の顔になってしまう。それまでが若々しかっただけに、ごっそり歳をとったような顔が印象的だった。
なんだか「同窓会に出られるのは幸せなものだけだ」という両親の言葉を思い出した。
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