ちきちき日誌




2004年05月25日(火)
とっても文学。

学生の頃から、国語の教科書の文学史に名を連ねる作家の本にとても興味を魅かれてたのですが、活字嫌いが災いして、ただ「タイトル」と「作家」の名前だけ知ってるだけのヒトだったんですわたし。

最近になって暇なときや気のあるときにこれらの名文学の文庫を買って読むようになりました。
最近読んだのは『人間失格』『グッド・バイ』『檸檬』なんですが、『人間失格』はまだいいとして(でもこれで失格印押されちゃったらけっこうダメダメなヒトいるような気がする)、
『グッド・バイ』。
太宰治の有名な絶筆未完作品。という知識だけをわたしは学生の頃からずっと持っていました。
その頃から「いったいどんな壮絶な文章で最期をしめくくっているのだろう」とワクワクしていたんですが、実際読んでみると──…全然普通の、というかどちらかというとドタバタ顛末もので……。
『走れメロス』『人間失格』のイメージが強かったのでおもわずどこが「グッド・バイ」なんだー!!と叫んでしまいましたよ(イヤ、確かに中身は「グッド・バイ」しようとする主人公の話だけれども)

で、もいっこ『檸檬』。
こっちは作者が違いますが、まず、文章の長さに裏切られました。
とっっっても短いんです。(他も短編小説ばかり)
更に。この表題の"檸檬"をいったいどういう風に使っているかと当時やはりワクワクしていろいろ妄想していたんですが───実際の、あのオチはどうよ!
「レモン爆弾カヨ!!」(三村ツッコミ)と思わずツッコんじゃいました。

根が暗〜い日本純文学好きなわたしには、タイトルだけではなかなか適合する作品に出会えないようです……がくり。

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