|
仕事から帰ってみると「ラヂオの時間」がすでに見られていてショック。
その代わり夜にみんなで「海の上のピアニスト」を見た。 これはなかなかいい! もっち映画ランキングの上位に食い込んでくる感じ。 むしろぶら下がってくる感じ。
一生船から降りれなかった天才ピアニスト。 船で生まれ船で死んだピアニスト。 その名をダニー・ブードマン・T・D・レモン・1900。 誰も思いつかないような音楽を作り出す。 そのテクニックといえば弾いた後のピアノの弦でタバコの火がつくほど。 そんな彼が船を降りようとした。 タラップの途中まで降りてニューヨークの街を見た1900は船に引き返した。 後にこう語っている。 「僕が見た世界は終わりがなかった。ピアノの鍵盤は88と決まっている。限りある鍵盤で人間は無限の音楽を創り出せる。僕の見た世界は果てしなく続く鍵盤だった。無限の鍵盤で人間は音楽を創れない。」 そして一言。 「僕は船から降りれない、だから人生を降りるほかない。」
いやー、感動。 なんか号泣できる映画をご存知の方教えてください。
|