日曜日のテレビ番組でお父さんのお小遣いの特集をやっていました。それを見て、他人の家庭のことながら、何だか憂鬱になってしまいました。サラリーマンのお父さんのお小遣いの平均額が月33,000円にまで落ち込んだのだとか。そして、それは昼食代込みらしいのです。その中には飲み代、タバコ代、散髪代まで込みの人も多いのだとか。
で、番組で取り上げられていたお父さんは、お小遣いわずか月25,000円で、なんとコンビニで子供たちへのフランクフルト代までその中から支払い、まだ子供に2,900円の運動靴まで買い与えていました。自分は家でペットボトルにお茶を移し変えて仕事に持参していて、お昼は豪華な時で280円の豚丼、お財布が苦しくなったら菓子パン。
もう一人のお父さんは年収650万円で、お小遣い月3万円、昼食代込みで、やはり奥さんがお弁当を作っていないので、コンビニでペットボトルのお茶と、袋入りバターロールを買い込んでいました。家には子供が4人いて、3人の子供の私立幼稚園代に月10万円掛かるのだとか。
そして、奥様たちのお昼の集まりで、「お父さんのお小遣いが給料の1割」といっている人に「それは、与えすぎよ〜」と言っている奥様もいらっしゃいました。
まぁ、1割と言っても、月給50万円の人でたかだか5万円。私からしたら、全然多過ぎには感じないのですが、他人の家計のことは良く分かりません。
そして、何より謎だったのが、お父さんたちはあんなに惨めな昼食でぎりぎり締め付けられているのに、奥様方は、毎月自分がいくら使っているのか把握していないのだとか。そういえば、昼食もお父さんより良い物食べていましたっけ・・・・。
どっちにしろ、月3〜4万円のお小遣いではおちおち飲みにも行けませんよね。とてもじゃないけれど、趣味にお金をかける事もできそうにありません。
少し前、他のテレビ番組で蒸発した奥さんの話をやっていましたが、その時はご主人の浪費がひどく二人の月収合わせて42万円なのに借金支払い額が月40万円もあり奥さんが生活苦で逃げ出したということでした。
そのご家庭では奥さんが働いても働いてもご主人が次々と借金を作り、自動車を買い替えたり、新型家電を購入したりして家計が火の車で、毎月奥さんが実家に借金をして生活をしているとのことでした。
本当に、家庭によって事情はまちまちですね。
でも、日曜日の番組でお父さんたちのお小遣い額を聞いたら、結婚って何なんだろうとつくづく考えさせられました。
各家庭によって価値観が違うと言えば、それまでなのですが、お父さんばかりが惨めな思いをするのではなく、お母さんの生活を改善すれば、もっとお父さんのお小遣いは増えるとみました。せめて、お父さんに菓子パンを食べさせずに、おにぎり位にぎってあげれば良いのに、なんだかお父さんたちって可哀想・・・。