[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *
■クイーンの悲劇
私を殺したミステリ(2) on 京極BBS
狛犬 >小さい頃ダメで、再トライしたのはクイーンでした。 和製クイーンの先生、ありがとう(笑)(2002/03/25(Mon) 21:15)
魚骨 >私、今ようやっとクイーン読んでますよ。>狛犬しゃん。 浪速のクイーンの先生有難う(大笑)(2002/03/25(Mon) 23:57)
なるしあ > ええ?みんな昔クイーンだめだったの? 私は学校の図書室にあった鳥口くんの勤め先のモデルである(と勝手に信じている)「あかね書房」の小学生向け世界名作推理集の中の「ギリシャ十字架のひみつ」にツボを突かれてミステリの道に走ってしまいました。たぶん京極・有栖川その他の各氏と同じ経緯です。 その後父がミステリ者だと気が付いて家中から国名シリーズを発掘しました。 あの時の読書の楽しさの思い出があまりに大きいので大人になってから「国名シリーズ」が読み返せないのです。(他のクイーンものは学生になってからおこづかいで買った) しかし、もう話を忘れているから再読すべきなんだろうか‥‥ どうしましょう、浪速のクイーン先生?
ちなみに、ミステリの代名詞「Yの悲劇」は11歳で読んだので別に驚きませんでした。今にして思えば大人になってから読むべきだった。 ところで前出のみなさんお薦めのクリスティ作品を見て「どれも初心者には勧められない」と思ってしまうのは発言者が悪いのでもクリスティが悪いのでもなく50年の時の間のひねこびれたミステリ界が悪いのよ。 ああ初心に帰りたい。(2002/03/26(Tue) 15:03)
ぱげ > はいはいはーい!←嬉しそうです、この人 私も小学生の時クイーンで推理小説というものに嵌りました! 確か、変な形の十字架の話でした!(?)国名シリーズ好きでした。 でも、挑戦を受けて立ったことはありません。 「Yの悲劇」を読んで、読唇術に憧れるような中学生でした。 ―今の探偵は(作家さんか)大変ですよね…(しみじみ) (2002/03/26(Tue) 16:53)
魚骨 > まだ「X」しか読んでない… クイーンは去年からミステリ強化年として読もうとしてるんですが、中々進まない(@@)原因は本棚にある未読書籍の山…… 今の探偵って、顔が良くて足が長くて推理力に優れてるだけじゃひと味足りないんでしょうね。超能力があるとか、陰陽の術に優れてるとか、下着を中々取り替えないとかの持ち味がないとねえ(…そうか?)(2002/03/26(Tue) 23:57)
なるしあ >「X」を読むとあのニコチン玉が作りたくてうずうずしませんかでしたか魚骨さん。「読唇術」もおそらく全員秘かにトライしてみたものと思われます。そこのあなた、隠しても私には判ります(それは読心術)。 おおそうですかぱげさん(肩を掴んで振り回している)、ではあなたも京極・有栖川的読書体験者、変な道に踏み込んだのは運命というものでございます。
昔の探偵さんと今の探偵さんとの大きな違いは「探偵」本人が意識しているしていないに関わらず「探偵としての存在」について作者が苦慮している点ですね。 昔の探偵さんは事件現場にいて最後になぞ解きする事に関して全く屈託がありませんでした。今の探偵さんは自分がそこに居る理由、惨劇を止められなかった苦渋、犯人を裁く権利についていちいち言い訳を考えなくてはならない。 しかし前向きで屈託がない名探偵を自己矛盾に気付いて苦しむ存在に変えてしまったのもクイーンだったしなあ。以後名探偵は暗い過去をひきずっていたり出不精だったりして存在の言い訳を続けなければならなくなってしまったのでした。 だから逆に昔探偵は世間に煩わされなくて楽しいんですね。(2002/03/27(Wed) 11:10)
るーりぃ > はいはいは〜い♪(挙手)私もクイーンから入ってハマりました〜v(なんか前に書いたような気がするな)しかし小学生に『エジプト十字架』ってどうなよ??と今になっては思いますが(笑)。同じ全集に『ABC殺人事件』と『幻の女』が入ってました。 でもってエラリィのミーハーファンになった私はニューヨークとデューセンバーグとハーバードに憧れていたものです(しみじみ)(2002/03/27(Wed) 16:33)
桔梗 > 突然お邪魔いたします。こちらは初めまして、なのですが、黙っていられなくてついお邪魔することにしました。よろしくお願いします。 私はクリスティからクイーンですが、なるさまと体験時期が似ているらく、少しびっくり、かなりうれしい(笑)。「Y」が11歳前後で、印象が強かったのでしょう、作文にも書きましたよ。えんえんと原稿用紙きっちり3枚分。(笑) 当時はドルリー・レーン4部作の方が好きでしたけど、少数派なんですよね。もちろんエラリーも好きですよ。 クリスティもクイーンも子供向けがなかったので、最初からハヤカワミステリ文庫でした。ああ、そろそろ抜けている作品を買い足さなくては。 突然の乱入、失礼しました〜(2002/03/27(Wed) 21:35)
なるしあ > 桔梗さん、ようこそようこそ。 あ、そうか、エラリーって眼鏡外すとハンサムなんだよな‥‥(るりはりさんがはまった、で思い出す・笑)(2002/03/28(Thu) 00:34)
狛犬 > あっ。桔梗さん。こちらでははじめまして〜(^^)よろしう。 「謎がそこにあるから解くんだ!」と書くと、山にずんずん登っていってしまいそうですが(笑)そういうタイプが昔の探偵さんたち、なのですね。 人物造形にある程度のリアルさが求められる今の探偵さんたちの場合、動機付けがほんとに大変。「探偵とは職業ではない、生きかたなのだ」とか云い出すと卑しい街を行く高潔な騎士系ハードボイルド一直線だし。 しかしなあ、生物として最大のタブーである「同族殺し」が話の大前提になってるってのはすごいかも(笑)(2002/03/28(Thu) 00:43) るーりぃ > なるさま、そう言われれば榎さんとエラリィったらハンサム、高身長、高学歴ってところが共通じゃないですか〜〜(笑)←今頃気づくか自分。(2002/03/28(Thu) 23:15)
by お天気猫や
2002年04月12日(金)
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