
上の写真は昨日撮ったものである。 これにSLを走らせて、「北海道の風景です」と言っても通用するかもしれない。 が、どう見ても周りの風景が違う。
実はこれ、JR筑豊線である。 今はローカル線化してしまっているが、かつて石炭産業が盛んな頃は、この線路をたくさんの貨物車が走っていた。 その貨物車が積んでいたのはもちろん石炭で、SLがそれを引っぱっていた。
通学時いつも踏切で待たされたものだ。 その間暇なので、よく友だちと何両連結しているか数えていた。 だいたい50両前後で、たまには60両近く繋いでいるのもあった。 より多い車両を数えた日は鼻が高かく、その日一日自慢していたものだった。
その頃の運転士は粋で、ぼくたちが手を振ると、手を振ってくれたり、汽笛を鳴らして返してくれたりしていた。 これが嬉しくて、毎日小学校の行き帰りに手を振っていたものだ。
当時、まだ西鉄のチンチン電車が走っていたのだが、チンチン電車の運転士はそういうことはしてくれなかった。 まあ、路面電車だったので、そんなことをすると危なかったのだろう。 だが、ぼくたちとしては不愉快だった。 これで西鉄ライオンズが負けようものなら、「あんな運転士がおるけ負けるんたい」となっていた。 ちなみに今のJRは、そんなことはしてくれない。 第一、速さが違う。
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