昨日25日は結婚記念日だった。 ぼくたち夫婦は結婚式を挙げてないから、籍を入れた日が自ずと結婚記念日となるのだ。 と言って、何かやったわけではない。 ただ普段通り一日が過ぎていっただけだ。
結婚記念日が12月25日だと言うと、よく「クリスマスが結婚記念日。ふーん、ロマンチックなんやね」と言われる。 が、別にその日がクリスマスだったから、その日を選んだわけではない。 籍を入れる時に「大安の日に入れた方がいいよ」などと言われたので、大安を調べたらたまたま12月25日だったというわけだ。 その月は他に31日も大安だったが、大晦日は朝早い出勤だったため、区役所に行けなかったのだ。
さて、何日か前に見た『結婚できない男』で、結婚記念日を覚えてない夫に妻が腹を立て、あわや仕事がキャンセルになりそうになった話があった。 一般的に、結婚記念日というのは、どちらかというと妻のほうが覚えていて、夫のほうは忘れていることのほうが多いものである。 そのせいで、このドラマのようにトラブルにまで発展することも珍しくないと聞く。 だが、クリスマスなどのような覚えやすい日を選んでおけば、絶対に忘れないだろう。
ということで、『結婚できない男』を見ている時に、その話になった。 「そういえば、おれたちも、もうすぐ結婚記念日やのう」 「あ、そうやねえ。もうすぐイブやけねえ」 「えっ?」 「え、何かおかしいこと言うたかねえ?」 「おまえ、結婚記念日覚えてないんか?」 「覚えとるよ。12月24日やろ?」 「アホかおまえは。25日やないか」 「24日…、じゃなかったかねえ?」 「24日は仏滅やったろうがっ!」
どうもうちは例外だったようだ。 しかし、何でこんな簡単な日を覚えることが出来んのか…。
|