昨日、プロ野球オールスター戦のファン投票選手が発表された。 地元ホークスからは、4選手が選ばれた。 松中、城島、ズレータはその打力が買われての投票になったのだろう。 もう一人は川��である。 もちろん実力のある選手ではあるが、今シーズンはここまで、今ひとつ成績が伸びてこない。 ということで、今年のファン投票は、顔で選ばれたのだと思う。 何にしても、ひいきのチームの選手が一人でも多くファン投票で選ばれることは、喜ばしいことである。
さて、そんなさ中、今日は監督推薦組が発表された。 ホークスからは、さらに3選手が出場することになったのだが、一つうれしいニュースがあった。 それは宮地選手が選ばれたことだ。 ホークスの中で、ぼくが今一番好きな選手は、松中でも城島でもズレータでもない。 宮地なのだ。
彼は2年前まで西武にいた。 大変いやらしい選手で、彼にはいつもいいところで打たれていた記憶がある。 敵ながらいい選手だと思っていたところ、西武から戦力外通知を受けたという情報が入ってきた。 これで、宮地からいじめられなくてすむと思った反面、彼はこれからどこに行くのだろうとも思っていた。
その後、彼はいくつかの球団のテストを受けたが、充分に実力を発揮したにもかかわらず、ひざの古傷が理由ですべて落ちた。 最後の望みをかけた合同トライアウトでも、いいプレーをしていたが、しばらくの間、どこの球団からも声がかからなかった。 トライアウトから10日目、諦めかけていたところに電話が入った。 ホークスからだった。 村松がFAでオリックスに行くことになったため、外野が手薄になる。 そこで宮地に白羽の矢が立ったわけである。 秋季キャンプでテストを受け、晴れてホークス入団となったわけである。
その宮地、昨シーズンは準レギュラー的な使われ方をしていた。 あれはいつの試合だったか、ホークス移籍後、初ホームランを打った時のことだった。 それまで宮地はカメラ付きの携帯電話を持ってなかった。 買えなかったのだという。 しかし、そのホームランを打って、ホークスでやっていけるという自信を得たのだろう。 「ようやくカメラ付きの携帯を買うことが出来ます」と言っていた。
その自信が確信に変わったのか、今年は完全にレギュラーポジションをとった。 打率も3割以上をマークし、パリーグ10傑に名を連ねている。 さらにチャンスに強く、今やホークス下位打線の顔となっているのだ。 その活躍を認めてか、野球解説者などから「宮地をオールスター戦に出してほしい」という声が聞こえるようになった。 それを受けてかどうかは知らないが、かつての同僚、西武の伊東監督が宮地の名前を挙げた。 今日そのニュースを見た時、ぼくは飛び上がるほどうれしかった。
さて、これでホークスからは、合計7人の選手が出場することになったわけだ。 今年のパリーグの監督である西武伊東監督は、早くも「4番松中、5番城島、6番ズレータで行く」と言っていた。 今年3度目の3連続ホームランを、球宴で見せて欲しいものである。 が、それ以上にぼくは、宮地の活躍が見てみたい。 どんな使われ方をするかはわからないが、精一杯頑張ってもらいたいものである。
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