いよいよ夜が寒くなってきた。 風呂から上がり、さっきまで、半袖のTシャツ・パンツ一枚という夏の格好のままソフトのインストールをやっていたのだが、気がつくと体が冷えきっているではないか。 ぼくは何かをやりだすと結構没頭するタイプなので、長い時間そのままでいることが多い。 今日のように、気がつけば体が冷え切っていることなどしょっちゅうで、冬場はそれが原因で風邪を引くこともある。
2.3日前まで、さほど寒さを感じなかったので油断したようだ。 今日は特に寒く感じる。 しかも、鼻水まで出てきた。 そこで、何か肩に引っかけようと思い、そのへんを探してみた。 ところが、どれも半袖ばかりで、防寒具の類は何も見当たらない。 我が家はまだ、夏モードのままなのだ。
「去年はいったい何を着ていたのだろうか?」ということで、冬場に何を着ていたか思い出してみた。 −ダウンジャケット、ホークスのスタジャン、革ジャン…。ちょっと違う。 −他に持ってなかったかなあ…。 −ああ、そういえば、去年ユニクロで買ったスエットスーツがあったわい。 スエットスーツは、衣装ケースの中にあるのだが、衣裳ケースがいくつもあるので、それがどこに入っているのかからない。
ということで、テレビを見ながら、そのままトドのように寝ている嫁さんを起こすことにした。 「おい、起きれ」と声をかけてみたが反応がない。 このくらいのことで、うちの嫁ブーは目を覚ましはしないのだ。 そこで、耳元で「こらー、起きんか。朝ぞー」と言った。 が、ビクともしない。 揺さぶってもだめ。 足の裏をくすぐってもだめである。 −しかたない、ここは奥の手を使うか。 ぼくは携帯を持ってきて、カメラの準備をした。 「おい、撮るぞ」 “ガシャッ” 「ん…?」嫁ブーは微妙に反応した。 そして飛び起きた。 「あー、撮ったね」 嫁フブーはカメラが苦手なのだ。 ぼくは嫁ブーの変な写真を撮っては、いつもヒロミに送っている。 そのため、ヒロミに電話した時、嫁ブーはいつもからかわれているのだ。 電話が終わったあとには、決まって「もう、変な写真送らんで」と文句を言ってくる。 今回も、その写真を撮ったと思ったのだろう。 「どんな写真撮ったんね。見せて」と言った。 「たいした写真やないけ、気にするな。それよりもスエット出してくれ。寒い」 ということで、何とか寒さから解放されたわけだ。
さて、スエットを着て、いくぶん冷えは和らいだものの、肝心の日記のネタがない。 何を書こうか。 ま、いいや。このことを書いておくか。
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