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2004年08月10日(火) 皿倉山灯籠まつり

『空の日記』にも書いたが、今日、新日本三大夜景の一つである皿倉山に行ってきた。
新日本三大夜景」などと書くと、どこか遠くのように感じるが、うちのすぐそばである。
今日の新聞に『皿倉山灯籠まつり』をやっていると書いてあったので、行ってみる気になったのだ。
この祭りに行くのは、昨年に続いて2度目になる。
祭と言っても夜店が出ているわけではなく、ケーブルカー駅前の山道に約300個の灯籠がただつり下げられているだけの簡素なものだ。
だが、この祭はそれだけで充分なのである。
山道の静けさの中、灯籠の不器用な灯りと、そこにつり下げられたガラス風鈴の「からから」という乾いた音色が、幻想的な世界を醸し出す。
その雰囲気を味わいたかったわけだ。

昨年と同じく麓に車を停め、そこからケーブルカーに乗り山上駅まで行く。
祭はその駅前で行われているが、それは後回しにして、まず山頂へと行く。
山上駅から山頂までは歩いてもそう遠くない距離なのだが、夜景を満喫するためにリフトを選んだ。
このリフトに乗ると、足下に夜景が広がり、体が夜景の上に浮かんでいるような錯覚に陥る。
それほど街が近くにあるのだ。

さて、山頂に着き展望台に行ってみると、昨年同様に多くの人が展望台を埋め尽くしていた。
その隙間に割り込んで、さっそく街を見下してみた。
が、今日は何か霞んで見える。
」普段はもっと街の灯りがくっきりと見えるのだが」
そう思って空を見上げてみると、こちらも星が霞んで見える。
これも暑さのせいなのだろうか。
しかし、せっかく来たのである。
ぼくはその夜景を携帯のカメラに収めることにした。
ナイトモードに切り替え、何度かシャッターを切ったが、『空の日記』にあるような画しか撮れなかった。
これくらいの画を撮りたいと思っていたのだが、やはり無理だった。

その後、山上駅に戻り、幻想の世界に浸った。
下界の華やかな夜景をバックにした淡い灯籠の灯りは、もの悲しくもあった。
そろそろお盆である。


※ぼくが特に気に入った灯籠を紹介します。
これらの画を見ながら、「からから」というガラス風鈴の音を思い浮かべれば、もしかしたら幻想に浸れるかもしれませんよ。


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