| 2002年09月03日(火) |
しろげしんたが選ぶ洋楽ベスト20(番外編 その1) |
選曲後に、「あれもよかった。ああ、こういうのもあった」などと、一人で後悔している。 そこで、残り4曲を発表する前に、選に漏れた名曲たちを紹介することにする。 ぼくが選ぶベスト20より、こちらのほうがけっこう有名だったりして。
『ボラーレ』ジプシー・キング 麒麟の淡麗<生>のCMでおなじみの曲である。 気がめいっている時、このノリのいい歌を聴くと元気が出てくる。
『アイ・シャル・ビー・リリースト』ボブ・ディラン この歌はザ・バンドがいやらしく歌っている。 そちらのほうが一般的だが、ぼくはディランの素朴で荒削りな歌い方のほうに軍配を上げる。 日本ではディラン�兇�和訳して歌っていた。 10年ほど前に、ディランが小倉で2日間の公演をやったことがある。 ぼくはその初日のほうに行った。 この歌は歌わなかったものの、長いこと憧れていたディランの生を見て、けっこう満足しものだった。 ところが、その2日後2日目の公演にいった人から、「『アイ・シャル・ビー・リリースト』よかったなあ」と言われた。 「え、おれが行った日には歌わんかったよ」 「そうか、昨日は歌ったけど」 愕然とした。 ぼくはディランを見るのも楽しみにしていたが、この歌が聴けたら最高だと思っていたからだ。 その後も何度かディランは来日したが、ぼくはそれ以降は一度も行ってない。
『ノー・ワーズ』ポール・マッカートニー&ウィングス この歌は、知らない人のほうが多いと思う。 名盤『バンド・オン・ザ・ラン』のB面(今となっては死語ですなあ)の途中に入っている、2分足らずの小曲である。 何がいいかというと、そこには洗練されたビートルズがあるのだ。 演奏といい、コーラスといい、まるでビートルズである。 そのアルバムには『バンド・オン・ザ・ラン』や『ジェット』というメガヒット曲が収録されており、アルバムとしての完成度も高い。 そういう中で、まったく目立たない曲ではあるが、この歌はキラキラと輝いている。 ぼくがシングルを買わずに、アルバムばかり買うのは、時にこんな名曲の発見があるからだ。
『うわさの男』ニルソン 10年ほど前に、テレビ東京系で、西田ひかると加藤茶が競演したドラマの主題歌がこの曲だった。 当時ぼくは、何という歌で、誰が歌っているかということさえ知らなかった。 西部劇のファンだったらすぐにわかっただろうに。 結局この歌が何であるかがわかったのは、スカパーでMTVを見てからだった。 モリタ君に似た人が、この歌を歌っていた。 字幕にハリー・ニルソンと書いてあったので、さっそくCDデータを調べてみた。 しかし、ハリー・ニルソンという人は見当たらなかった。 洋楽の詳しい人に、「ハリー・ニルソン、知ってますか?」 「ハリー・ニルソン? 何を歌った人?」 「その曲名がわからんのですよ。こんな曲ですけど」と、ぼくは鼻歌で歌ってみた。 「ああ、ニルソンやね。その曲は“真夜中のカウボーイ”の主題歌の『うわさの男』やったと思うけど」 「え、あのニルソンですか」 「うん」 何と、歌っていたのは、あの『ウィズアウト・ユー』のニルソンだった。 MTVの画はまだ若く、痩せて髭を生やしてなかったからわからなかったのだ。 ぼくは、以前作曲の真似事をやっていたこともあり、自然にその歌のデータよりも、曲そのものに興味が走るようになってしまった。 そのため、この歌のように、曲は知っているけど、曲名や歌っている人がわからないことが多い。
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