頑張る40代!plus

2001年07月15日(日) 旺文社

これはいつ頃の日記だったろうか?

「落ちこぼれの歌」
旺文社のいう通りにしても、
成績は伸びなかった。
一夜漬けを教えてくれなかったからだ。

旺文社のいう通りにやって、
計画書作りが嫌になった。
でも、就寝という言葉をこれで覚えた。

「赤尾の豆単」のかわりに、
「毛沢東語録」を読んでいた。

旺文社の中間・期末対策は、
ぼくらの学校の範囲とは違っていた。

「ラジオ講座」の時間帯は、
朝鮮語放送の声のほうが大きかった。

むかし使っていたノートに書いてあったが、すべて旺文社の批判である。
今あるかどうかは知らないが、ぼくが学生の頃は「○○時代(旺文社)」と「○○コース(学研)」という雑誌があった。
上の日記を読んでおわかりだと思うが、ぼくは「時代」のほうをとっていた。
小学校の頃はろくに勉強もせず遊びまわっていたのだが、その反動からか「中学に入ったら勉強せないけん」という自覚だけは持っていた。
さて、その当時は学習塾というのはあまり一般的ではなく、勉強というのはもっぱら自分でやっていくものだった。
しかし、ぼくは小学生の頃からほとんど勉強したことがなかったので、その勉強のやり方がわからなかった。
そこで、その勉強のやり方を「時代」に求めたわけである。
それが失敗だった。
そして上の愚痴に続くのである。
高校に入ってからも「旺文社」には拒否反応を持っていて、半ば強制的であった「旺文社模試」は3年間一度も受けたことがなかった。
「おうぶんしゃ」、今でも嫌な響きである。


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