ぼくの部屋はエアコンがないので、夏はいつも窓を開けっ放しにしています。 そのせいで、いつもいろんな虫が飛び込んできます。 天井を見ると、5、6年前に飛び込んできたカメムシの死骸がまだ貼り付いたままです。 この時期この部屋で、一番お目にかかる虫は「蚊」と「カナブン」です。 蚊の顔は異様ですねぇ。 あんな顔で人間ぐらいの背丈があったら、他の生物はみんな逃げて行くでしょうね。 昔マンガで、蚊の顔をしたエイリアンを見たことがあるのですが、見ていてあまり気持ちいいものではなかった。 一方のカナブンは、臭い。 最近まで気がつかなかったけど、部屋に飛び込んできたら、においでわかってしまうんです。 一種独特のにおいです。 それにしてもカナブンは、どうしてあんなにムキになって部屋に飛び込んでくるんだろう? どこにでも体当たりでしょう。 痛くないんかなあ? この間飛び込んできたカナブンは、照明器具の角にぶち当たって、体液まで流していた。それでもしつこく体当たりするんです。 畳の上に醤油色した体液が滴り落ちるし、大変でした。 ほっとくと翌日死んでいることが多いので、いつもカナブンが入ってきたら捕まえて外に逃がすようにしています。 さて、今も畳のヘリをカナブンが歩いています。 もうそろそろ追い出そう。 いいかげん臭い。
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