Lacrimosa 日々思いを綴る
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2008年04月30日(水) 取り残される

キリエが死んで、もう1ヶ月経つのか。
お参りに来てくれた人はRIEさんだけだが、まぁキリエの事を知る人はあまりいないからな。
キリエをよく知る人物と言えば別れた女だが、来ないだろうな。二度と会う事も無いだろうし。




俺の周囲にいる人は次々と
夫になり
妻になり
父になり
母になり
幸せそうだ
外側からは窺い知れない負の要素も内包しているのだろうが
幸せである事には違いあるまい

家に戻る
生者の気配が希薄な
ただ広く虚無な空間
一匹の黒猫だけが
現し世との絆を繋ぎ止めているようだ

何年経とうとも
心に落とされた影を消す事は出来ない
愛する者を失った記憶を
生涯忘れる事は出来ないだろう

光差さぬ闇を心に抱えたままで
誰かを心より愛する事は出来るのだろうか


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