Lacrimosa 日々思いを綴る
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キリエが死んで、もう1ヶ月経つのか。 お参りに来てくれた人はRIEさんだけだが、まぁキリエの事を知る人はあまりいないからな。 キリエをよく知る人物と言えば別れた女だが、来ないだろうな。二度と会う事も無いだろうし。
俺の周囲にいる人は次々と 夫になり 妻になり 父になり 母になり 幸せそうだ 外側からは窺い知れない負の要素も内包しているのだろうが 幸せである事には違いあるまい
家に戻る 生者の気配が希薄な ただ広く虚無な空間 一匹の黒猫だけが 現し世との絆を繋ぎ止めているようだ
何年経とうとも 心に落とされた影を消す事は出来ない 愛する者を失った記憶を 生涯忘れる事は出来ないだろう
光差さぬ闇を心に抱えたままで 誰かを心より愛する事は出来るのだろうか
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