Lacrimosa 日々思いを綴る
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沖縄・嘉手納基地に、最新鋭戦闘機F-22Aが配備された。 対地攻撃・空中戦共にこなすマルチロール機なので、正確にはF/A-22Aと表記する。実はF-117のようなステルス性能を備えている。 ATF(次期戦術戦闘機)計画において、YF-23との競合の結果、正式採用された。言うなればF-15の後釜だ。 ステルス性能ではYF-23の方が優れていたが、YF-23はエンジンに推力偏向ノズルを採用したため、旋回性能は良いが機動性で劣り、操縦性もF-22の方が良好だった。 ガンダムでいうところの、ゲルググとギャンみたいな関係だろうか。 ミサイルを主翼の下に提げるのではなく、ウエポンベイに格納する構造になっており、その非常に高いステルス性能により、「First look,First kill」と呼ばれる、相手に見つかる前に相手を撃破する戦法を可能とした。 まさに"Raptor"(猛禽)という通称がふさわしい。 アフターバーナー無しでマッハ1.5の速度を出せるらしい。 1機作るのにどれだけの費用が掛かるのかは知らないが。ちなみにF-117は1機90億円也。 最新鋭機はそうそう配備できるようなものでもないだろうから、当分はF-15も現役で働きそうだな。そういえば、艦載機の花形だったF-14は退役が決まったと聞く。今後はJSF(統合攻撃戦闘機)計画で選ばれたF-35Cが主力艦載機となるのだろうか。
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