先日、深夜のバラエティに「ガンダム芸人」を名乗る連中が出ていた。
全員が３０代前半〜後半。俺もだいたいその辺の世代で、ガンダム好きだ。
今でこそ社長やってる兄貴も、かつてはガンダムに小遣いを突っ込んでいたものだ。棚をガンプラだらけにするのは当然で、特集本からメインキャラのセル画を描き起こすほどの熱中ぶり。
ガンダム世代は、社会的にそれなりの地位に立つ年齢になってきている。第２次ベビーブームに重なっているこの世代は、団塊世代に続く消費ターゲットになるだろう。
骨董に興味は無くとも、北宋の壺なら買うかも知れない。そんなものがあるかどうかは知らないが。
カー用品店で、ステッカーのラインナップにジオンのエンブレムを加えたら、それを目当てに来る客は必ず現れるだろう。これはすでに存在するか？
部屋をプラレールやＮゲージで埋め尽くす人と同様、オデッサ攻略の再現ジオラマで部屋を埋め尽くしてしまうかも知れない。
ジジイになったら、床の間に１／１２スケールのガンダム（ジオン派ならザク）を飾るのかも知れない。

あと何年かしたら、ガンダムは「日本を代表するアニメ｣から「日本の一つの文化」として定着する事になるかも知れないな。
いやすでになっているのかも。

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