Lacrimosa 日々思いを綴る
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今まで、彼女と2人で歩いてきたものと思っていた。 しかし実際は違ったようだ。 俺の勝手なペースに、彼女が振り回されていたようだ。 俺は、今までの関係を、より良い関係にしようという努力を怠っていた。 結果、彼女の精神を疲弊させてしまった。
すべては、俺の不甲斐無さが原因。 俺の他に好きな人が出来たというのも、彼女の心を掴んでおけなかった俺の器の小ささゆえ。
しばらく一人になって考えたい ひとまず別れよう
それが彼女の言葉。 俺のつたない言葉では、彼女の心を引き戻す事は出来なかった。 俺に出来る事は、彼女が考え、結論を出すまで待つ事だけ。
もう一度俺と共に歩んでくれるのか。 他のパートナーを探すのか。
彼女の中では、すでに答えは出ているのかもしれない。 傍から見れば、俺は体よく切り捨てられたように思われるかも知れない。
それでも、待つ事にする。 たとえその先に絶望が待っているとしても。 その間、俺も自らを省みるいい機会だ。
俺には、彼女しかいないのだから。
その夜、また夢にお袋が出てきた。 相変わらずのニコニコ顔だ。 三回忌のお礼参りか?
…
まさか迎えに来たんじゃあるまいな。
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