Lacrimosa 日々思いを綴る
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2006年11月28日(火) 別れ話

今まで、彼女と2人で歩いてきたものと思っていた。
しかし実際は違ったようだ。
俺の勝手なペースに、彼女が振り回されていたようだ。
俺は、今までの関係を、より良い関係にしようという努力を怠っていた。
結果、彼女の精神を疲弊させてしまった。

すべては、俺の不甲斐無さが原因。
俺の他に好きな人が出来たというのも、彼女の心を掴んでおけなかった俺の器の小ささゆえ。

しばらく一人になって考えたい ひとまず別れよう

それが彼女の言葉。
俺のつたない言葉では、彼女の心を引き戻す事は出来なかった。
俺に出来る事は、彼女が考え、結論を出すまで待つ事だけ。

もう一度俺と共に歩んでくれるのか。
他のパートナーを探すのか。

彼女の中では、すでに答えは出ているのかもしれない。
傍から見れば、俺は体よく切り捨てられたように思われるかも知れない。

それでも、待つ事にする。
たとえその先に絶望が待っているとしても。
その間、俺も自らを省みるいい機会だ。

俺には、彼女しかいないのだから。




その夜、また夢にお袋が出てきた。
相変わらずのニコニコ顔だ。
三回忌のお礼参りか?







まさか迎えに来たんじゃあるまいな。


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