Lacrimosa 日々思いを綴る
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2005年03月25日(金) 何が何だか

フジテレビがソフトバンク系列の証券会社に助けを求めた。
堀江氏に介入されるのが、そんなにイヤなのかねぇ。
今ひとつ理解できないのが、ニッポン放送の降板を表明しているタレント諸氏。
言い分は「ニッポン放送が別物になってしまう」といった内容。
あれはどう見ても亀渕氏への同情9割って感じに思えるな。
どうも各方面の諸氏は、堀江氏をバカ扱いしているように思えるな。
日枝氏や亀渕氏は、堀江氏よりも優れた人間なのかね。彼らは、既存の大組織の上にポンと乗っかっただけでしょ。人脈だって、本人っつーか地位にくっ付いてるようなものでしょ。
一方の堀江氏は、あれだけの利益を生み出す組織を一代で作り上げたわけでしょ。
0から1を生み出すのと、1を100にするのは、前者の方が莫大な労力を要する。起業ってのは大変な事だ。俺の親父も、従姉も、創業時は「死ぬんじゃねぇか」ってくらい働いていたぞ。多分堀江氏も、死にそうな勢いで働いて、あちこち人脈築いて、あの若さで今の地位と財を手に入れたんだと思うぞ。
そりゃあ発言は「いやいや堀江さんそれはちょっと」って部分もあるけど、もう少し敬意を以て接するべきではないかね。
金の出所が外資系ってのも、気に入らない要素に入っているのかな。
でも今日日のベンチャーって、ほとんど外資の銀行からの融資で起業してるんでしょ。孫正義だって、日本中の銀行に相手にされなくて、アメリカの銀行から金借りて起業したんだから。

ニュースとか見てると、フジ関係やニッポン放送関係の方々が、「ムキー!!」と叫ぶヒステリー女とかぶって見えてくるんだよねぇ。
彼らの本音は、30代の若造が自分たちの上に立つのがイヤ、ってだけの事じゃないの?だからソフトバンクはOKなんでしょ。
あとは、リストラに対する恐怖心かな。旧体制に立つ人間が、突然の改革に追い立てられる恐怖を感じるのは、よくある話。誰でも我が身はかわいいからね。


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