Lacrimosa 日々思いを綴る
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2004年01月27日(火) 日本の食肉大ピンチ

牛肉の輸入が自由化されてから、何年くらい経ちましたかねぇ。
今や外食産業で使われる牛肉料理は、ほとんどが米国からの輸入牛を使っているな。
オージービーフもうまいんだけど、やっぱり肉質によるのか?

そんなアメリカ牛が、BSE騒動の真っ只中。今のところ確認されたのはごくごく少数だけど、日本人は過剰に反応してしまうな。
アメリカの役人は、日本のバカ役人みたいに肉を食うパフォーマンスなんてしないだろうな。
これも、以前のBSE騒動と同様、すぐに沈静化に向かうだろうけど。


日本の食文化に深く関わる焼き鳥、こちらも危機的状況にありますな。
マスコミが「鶏インフルエンザで死亡」なんていう情報を必要以上に流すもんだから、感染要因のない養鶏業者まで迷惑を被っている。
食っても感染しねぇっての。BSEの異常プリオンと違って、ちゃんと焼けば菌は死ぬんだから。

んで、最後に残った牙城・豚。市内の有名牛丼チェーン店のそばに、豚丼屋が建ってる。こういう事態を見越した訳ではないだろうが…
今はSPF豚(衛生的な管理環境で飼育された豚)なんてのも出て、味の良い豚が出てきている。
北海道ですき焼きっつーと、豚肉を使う事が多い。「牛はモソモソしててうまくねぇ」ってのが理由だが、それは安すぎる肉使ってるせいだろ、という声も聞こえる。
今後の希望となるか、豚肉。

そういえば、年の瀬にSPF豚舎が火災に遭って千頭くらい焼死したってニュースを見たような気が…
「もっと魚を食え」というメッセージか?

今日食ったサバは、うまかったなぁ。


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