Lacrimosa 日々思いを綴る
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| 2003年12月05日(金) |
大型小売店舗が地域経済に及ぼす影響 |
「大型」なのに「小売」とは、これいかに。 現在「旭川ジャスコ」着々と建築中。 とにかくデカい。無駄にデカい。しかもかなり贅を尽くした造り。 何しろ駐車場全面にロードヒーティング敷設してるんですぜ旦那。初期投資の金額たるや、ハンパじゃない。 事務所に行った時にチラ見した図面によると、テナントはすでに決まってるみたい。 しかし、いつ完成するんだろうねぇ。外壁はほぼ出来上がっているみたいだけど、中身はまだまだ。電気JVも内装業者もフル稼働だよ。
さて、完成した時の状況をちょいとシミュレートしてみよう。 とりあえず、雇用は創出されるだろうな。この時勢には、実にありがたい事だ。 店舗の規模からして、市内のみならず、市外からの集客を見込んでいるのは明らか。道央道旭川鷹栖インターから1分という立地も手伝う事だろう。 南は富良野から北は士別、深川や留萌からも来るかも知れない。 うわぁすげぇ経済効果。店舗にかかる固定資産税もかなりの金額になるだろうから、火の車の市財政にちょっとした潤い。
しかし、周辺の小売業者はいい迷惑。富良野はただでさえ景気悪いってのに。買物公園のデパートは大丈夫か?駐車場が有料ってのは、かなり不利に働くか? かと言って、客の入りが恒常的に高い水準にあるとも思えず。不意に客足が衰えたりしたら、あの巨体を持て余す事になりかねない。
さて、どうなる事やら。 俺の家からはちょっと遠いので、俺はそう何度も行かないと思う。
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