Lacrimosa 日々思いを綴る
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2003年10月26日(日) 公務員

選挙を間近に控え、各政党が「マニフェスト」なるものを提示していますな。
民主党は、公務員の給料を引き下げる、などという事を掲げていますが…

一言に「公務員」つっても、色々ありますな。
最も定着したイメージとしては、役場の窓口業務かな。
警察、消防隊員、各省庁の職員、教師も公務員。看護師も公務員の肩書きを持つ場合があります。

おらが町の市役所職員の給料は、ガバっと下げてもいいと思いますがね。
働きぶりを見てたら、腹立ちますよ。っつーか「それで働いてるの?」って聞きたくなります。バイト雇った方がよっぽどマシに思えて来ます。
っつーか市長の金がらみのスキャンダルもえらい事になってますが。

教師の給料も引き下げられるのか?
最近の不祥事は呆れ果てますし、学校を離れれば教師もただの人ですから、別に減らしても…と思われがちかも。
最近の教師は、はっきり言って「激務」です。
子供を育てる事、すなわち国の未来を左右するという重大な責任を課せられています。
一番肝心な親は、自分が負うべき責務を教師に背負わせて知らん顔。
「自由」と「身勝手」を履き違えた子供に、生命を脅かされる可能性まである。
そんな教師の給料を、引き下げてはいけません。

警察官の給料も引き下げられるのか?
近年の不祥事の連続、検挙率の低下などを見ると、信賞必罰の観点から、引き下げもやむなし、と思われるかも知れません。
不祥事については酌量の余地なしですが、検挙率の低下は明らかに犯罪の増加が原因。
しかも最近では、一般市民が銃を奪わんとする事件、武器で攻撃を受ける事件など、犯罪の凶悪化も顕著。
世間から見て、ちょっとズレてる部分もあるけど、体張って治安を守っている警察官の給料を、引き下げてはいけません。
でも、警察官僚の退職金は半分くらいにすべき。

消防隊員の給料も、引き下げられるのか?
火災現場では、常に危険と隣り合わせ。いつ死に魅入られてもおかしくない。
幼い子供の焼死体を目の当たりにして、PTSDを患う隊員も少なくないと聞きます。
人命救助に命を懸ける消防隊員の給料を、引き下げてはいけません。

公務員、結構働いています。
収入について、民間との不公平感は否めませんが…
ヘンなしがらみとか、民間よりツラい部分もあるそうです。
ま、その辺もかんがみてさしあげましょう。

でも、おらが町の市役所職員の給料は、ガバっと減らすべき。


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