Lacrimosa 日々思いを綴る
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空に光る火星を眺めていたら、いつの間にか10月だった。 時間の経過が早く感じられ…老いか??
4日(土)、北海道合唱コンクール(大学・職場・一般)参加のため、6人乗り合いで釧路へ向かう。 先日の大揺れの影響を考慮し、池田経由は避け、北見経由で向かう。 朝9時頃の出発だったが…上川を過ぎたあたりから混み始める。 「紅葉シーズン」と「道路工事」が相まって、少しの間トロトロ。 北見着が、だいたい12時半。ふっと入ったカレー屋で昼食。味は可も無く不可も無く。 同乗者がゲロを吐かんばかりの車酔いで、適宜休憩をはさみつつ走行。 その後、阿寒湖の脇を通り過ぎて、目的地着が5時ちょい前。…えらいゆっくり走ったなぁ。 部屋に荷物を置いて、軽く室内を見渡す。 …置時計がショボイ。いや俺の部屋のはまだマシだった。他の部屋の時計はより一層ショボかった。 デスクの引き出しを開けても、聖書が入っていなかった。いやそれはなくても、せめて通常のティッシュは置いてもいいんじゃないか? そりゃ1泊4500円だけどさ。 夕食は近くの炉端焼き屋で海の幸をいただいた。 …何を食ってもうまい。いや実にうまい。秋刀魚がうまい。牡蠣もうまい。焼き鳥までうまい。お茶漬けまでもがダントツにうまい。 いや酒が進む進む。…飲めるのは低音担当だけ。高音出す人はステージ終了まで禁酒。飲んで食って、被災地に若干の経済効果。 ほろ酔いで就寝。乾燥を防ぐため、バスタブに湯を張り、濡れタオルを吊るす。
5日(日)、6時半起床。ボンヤリしながらヒゲを剃る。ボンヤリしていたため、肌ローションの塗布を忘れる。 朝食は7時半より。和定食でした。1泊4500円の割には、なかなか食える食事。 8時、玄関前に集合。遅れて来た夫婦団員、夫が口元から軽く出血。後からその妻が参上。 何だ、朝からグーパンチか?と思っていたら、ぶつけただけだってさ。 朝の練習場所に移動。釧路出身の団員が、フィッシャーマンズワーフを押さえてくれた。しかも無料。ありがたい。 十分にウォームアップを済ませたところで、会場へ移動。途中、同乗者のクリスチャン3人が教会へ勝利祈願のお参り。今回は、これが効いたのだろうか? 我が団、アウェーとなると出番が午前の最初、って事が多かったが、今回は昼休憩の直前。「我々の演奏を昼休みの会話のネタにさせる」というのが、目標の一つだった。 演奏曲目は、課題曲を含め3曲。全ての曲がフォルテで終わるため、それぞれのカラーをしっかり主張しなければならない。 我々のスタイルは基本的に「カマシ」。A団体(32名以下)とは思えない声量で勝負。今回は自由曲も非常にインパクトの強いものを選択。2曲とも北海道初演だったろう。
歌い終わり。「アイタタタタ〜」という部分はあったが、それでもホールをしっかり響かせる事が出来た。思っていたよりいいホールだった。 着替え後、昼食。「おそらく銅賞、良くても銀賞だろうなぁ」などと話す。 その後、他団体の演奏を聴く。枝幸町の全国常連団体、相変わらずすげぇ性能。しかし昨年ほどの存在感はなかったように思えたが… 「さ〜て帰るか」と、閉会式を待たずに会場を離れる。フィッシャーマンズワーフで土産を買い、3時に釧路出発。指揮者を含む5人が、会場に残った。 「もうそろそろ閉会式も終わってるだろうなぁ」などと思っていた5時ちょい前、電話が入った。
「ラクリさん、全国ですよ全国!!!」 「…へ??」 「だから、うちの団、1位金賞で全国大会ですよ!!」 「…な、何ぃぃぃぃぃ!!??」
予想外だった。 全国常連の団体、今年も全国進出と踏んでいた。 演奏の内容、納得の行くものではなかった。 しかしながら… よりによって、全部門の最優秀賞まで獲るなどとは…ああ予想外。 教会へのお参りが効いたか?
その後、旅の疲れと相まってテンションが高まり…
ラクリさん、車中で壊れました(爆)
帰路においても、同乗者がゲロを吐かんばかりに車に酔い、休憩を多めにとりつつ移動。 結局、旭川に到着したのは9時半。 祝杯をあげる元気もなく、すぐ就寝。
全国大会は、三重県・津市。…三重ってどこだ?? む、愛知県の隣か。となると、空路は名古屋空港だな。 あぁ…金がかかる…
……
あ、その時期、俺の誕生日とぶつかるじゃん。 って事で、空路は往復2万円です。得した。
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