Lacrimosa 日々思いを綴る
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2003年09月25日(木) ベルゼブブ

羽幌への道中、日本海沿岸を走行する。
すっかり秋、誰もいない海。
海の家もすでに閉店。
さざ波の海面を眺めつつ走行していると…フロントガラスに昆虫らしきものがバシバシぶつかる。
この時期に虫?しかもかなり多数。せっかく拭いて出て来たのに、あっという間に「昆虫汁」でベタベタ。これってワイパーかけても伸びるだけで、きれいにならないんだよなぁ。
夏はトンボだったけど、今回は小さく黒い虫。小さくて正体がつかめないまま、目的地に到着。車両を入れ替え、帰路につく。
古丹別近くのバス待合所兼駐車帯(トイレ完備)で車を停める。
トイレに行こうと待合室に足を踏み入れた途端…戦慄した。フロントガラスにぶつかっていた虫の正体。ここが発生源ではないと思うが…

蝿だ。蝿の群れだ。
10匹や20匹ではない。軽く見積もっても100は下るまい。
窓の周辺に群がり、室内に羽音を響かせている。
モンシロチョウの群れなら、平気だ。
トンボの群れも、まだガマンできる。
しかし、いくら虫好きの俺と言えど、今回はさすがに寒かった。
トイレにはそれ程いなかったが…それでも20匹はいた。怖くて個室の扉は開けられなかった。

蝿の王・ベルゼブブ。
こんな所で、その名を思い出すとは、思ってもみなかった。

んで、明日も同時刻に羽幌へ走る。
明日は、鰊番屋で休憩しよう。


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