スナックおのれ
毛。



 ひな壇の読書感想文

小学生、中学生と、読書感想文が苦手でした。なかでも「物語」の感想が地獄。当時の私は「正解」以外のことを考えたことがなかったので、自分の意見がなく、それで書けば数文字で終了。よって物語のあらすじにそって、茶々を入れる、ひな壇芸人形式ばりの読書感想文へとなっていったわけです。でも、今思えば、何でも書いちゃえば良かったじゃないかと思うんです。登場人物の嫌いなところとか、好きな場面のことだけとか。やりようがあったのにな、と思うのと同時に、同級生のすばらしい読書感想文を思い出し、彼女たちの悟り具合に驚嘆。今ですら勝てる気がまったくしない。本の数なのかしら。いや、でも、もしかしたら「おのれ度」なのではないか、そんな気も。

2010年01月05日(火)
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