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■ スターウォーズ・ジェラシー
私が一番恐れているのは、親しい人が死ぬこと。二番目に恐れているのは、山月記や智恵子抄にあるような自我の喪失なんじゃないか、と考えています。死を選ばなかった理由は、自分をコントロールできなくなってもなお生きる肉体がとても怖いこと。それと、我にかえったつかの間に、知らない自分がしていることを認識するのがとても怖い。いっそのこと、そのまま酔い続けられたら良いのに、なぜ自我が復活するのか。残酷なことだと思います。 こんな話をしたのは、先日見たスターウォーズのせいです。基本的にあの星間戦争を表題にした映画はあまり好きではありません。タイトルロールはばかばかしくて大好きだけれども、正直申しまして、あんな時系列の話の何がおもしろいのかわからん。そう思っていました。ですが、今回ばっかりは、面白かった。不覚にも面白かったんです。でも、もしかしてそれは、私が元来のチャンバラ活劇好きだからじゃないか、と思い直してみたり。まあ、スターウォーズ好きな宅の主人の手前、くやしい気持ちになったと言われればそれまでですが。
2005年07月24日(日)
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