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■ ヒマラヤを登る理由。
ヒマラヤを登る理由は「暇だから。」と簡潔に記したのは、トモフスキーである。彼曰く、「ヒマという言葉はヒマラヤがルーツで」。「ヒマすぎると人はむやみに無茶がしたくなる」のだそうである。この歌を聴いた瞬間、私は稲妻に打たれたような気持ちになった。7年程前のことである。そいえば、このくらいの季節だったような気がしないでもない。 たぶん、トモフスキーは「いい加減」の部類に属する。ヒマラヤに登る理由を「暇だから」と簡潔に記すところが「いい加減」なのだ。おそらくヒマラヤに登る人々は決死の覚悟で行っているはずだが、それを彼は「暇だから」の一言で片付けた。けれど、そんな決死の覚悟をも「暇だから」にしてしまうところが、トモフスキーの良いところだし、また、人全般を象徴的に記しているとも思う。 通常、「いい加減」なことは責められる。けれど「いい加減」は、やはり「良い加減」なのだと私は思う。「いい加減」も「良い加減」で出れば、「良い具合」に化ける。 たいてい、物事は真剣にとらえた方がいい。それを「一番」にしている風潮が確実にある。だけれど、人間、それじゃ疲れちゃうのよね。残念ながら。だから、時折、「良い具合」に「いい加減」を出していきたい。許される範囲内で、「良い加減」に。
2004年09月28日(火)
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