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■ 星間系怒り時差。
男、曰く「本当に“好き”じゃなかったから、今まで色々話せなかったんだと思う」。女、答えて「この間のことはごめんなさい」。どうやら女、男に対してなにやらやらかしたらしく、謝りどおし。「君の気持ちを無視して、本当にごめんね」。男、「いや、別にそれとは関係ない、ごめんね」。しかしながら、女、ここで若干、男の言い分である「本当に“好き”じゃなかったから」にひっかかる。なんだかモヤモヤする。別れ話は承諾した、だが、なんだこの胸のモヤモヤ、モゾモゾは・・・?女、男を見送る。男は、最後まで謝りどおし。なぜか、女も謝りどおし。両者、一歩も譲らない謝り合戦のまま、男と女は別れる。ひとり部屋に取り残された女(とはいっても、そこは女の部屋)、別れの余韻に浸りながらも考える。「本当は、私のこと、好きじゃなかったのか〜」。なんだか、納得できない女、天井を見る。 翌日、女、男に電話をかけ、別れ話の定例ともいえる、もう一度つきあって戦法を繰り出す。しかし、男の「本当は、好きな人ができました」との言葉に、女、あっさりと、「あら、じゃあ仕方ないわね」。男、若干の狼狽。 そうして、その男と女は別れたのです。女は男の最初の言葉にモヤモヤしつつも。 それから、半年がたち、女は、やっと気付いたのです。「アイツ、良い子ちゃんぶりたかったんだ、完璧に!」。湧きあがる怒り。「本当は誠実で良い子の僕は、ある間違いの元に君と付き合った。けれど、僕は素直だから、やっぱり本当に好きな人にしか、“好き”とか言えないんです」、そういうことか!そうきたか!!どうりで「好きな人ができました」は、素直に受けとめれたはずだよ!女、怒る。けれど、男はもうそこにはいない。いるはずもない。 星間系怒り時差。女は、あらためて男との距離を知ると共に、女自身の理解力のなさを呪うのでありました。
2004年06月13日(日)
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