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■ 心乱されて。
心みださ〜れて〜♪愛をみださ〜れて〜♪今がどこへも行かないように〜♪とは誰の曲だったか。小学校か中学校の時に、母リエコがリピートで聞いていたのにも関わらず、どうにも思い出せない。どうも、おかしい。そして、まだ呪縛が続いている。呪縛とは、26歳の呪縛のこと。どうやら、私の身辺、26歳を迎えると色々様々なココロ乱されごとが待ちかまえている。ひとつ終わって、やっと平静に戻ったと思いきや、またコレだ。おいおい、またですか、また穿り出しますか?そう来ますか?とぼやき、対応しながら、本をとりあえず手にとる。今、読んでいるのは川上弘美のニシノユキヒコの恋と冒険。実は川上弘美の「光って見えるもの、あれは」をついこの間、読んだばかりでした。それが今までの川上弘美のものとは、文体も題材も違っていて、とても印象的な本だったのです。なので、その期待を持ちながら、読んでいた本をほっぽらかして、手にとりました。良い本です、きれいな文体、哀しきニシノユキヒコの恋愛事情。しかし、しかしですね、期待しいているものが今のところないのであります。楽しいです、面白いです、どんどん詠み進めています。けれど、「光って見えるものあれは」にあった川上弘美の成長のようなものがない。あれ?と思って、途中で最後の掲載されていたところをみてみると、どうやら、1998年とか1999年とか、わりと古いものも入っている様子。今年に入ってから書かれているのは、最後の「水銀体温計」のみ。まだ、そこに辿りついていない私は、ちょっぴりがっかりしながら、それでいて前の川上弘美も大好きなので、軌跡を辿るような気持ちで読んでいます。 好きな作家さんの本を読んでいると、なぜか乱された気持ちが落ち着いていくから不思議です。そんな力もあるもんなんだなあ、と改めて感心しながら。本ってスゲーな、と今更ながら考えています。本がなかったら死ぬ!とは、まだまだ言えないけれど、本に乱された心をならしてもらっているのは確かなようです。せっかく、人恋しい冬の入口ですから、特に心乱された26歳の諸兄は、良い匂いの紅茶なんか飲みながら、本を読んでみるのも良いと思いますよ。 ホント、日常、やりきれないッスからね。
2003年12月01日(月)
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