2010年07月27日(火)
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メンズ・クロワッサンをデリバリー（３） 外界へこんにちはっ！！の巻 |
親孝行、ここに極まれり〜♪ |
前回の更新から１ヶ月以上････とほほ。
クロワさんからデニオにかけて、地獄の水ぼうそうリレーが展開されておりましたよ（滝汗）。
生後２ヶ月にして水ぼうそう。
母ちゃんも小児科医も急変しないかびくびくしてましたとも（苦笑）。
あんだけガッツリ母乳を飲んでいるのに、抗体が移行しなかった不思議に、
かかりつけのお医者もかなりすごい勢いで首をかしげていました。
「お母さんは、かかられてるか予防接種を打たれてるかしてるんですよね？？」
死ぬほど聞かれたっつうの（苦笑）。
幸い、あたくしには症状は出ず（つか、サヨコに聞いてもやったかどうか忘れたとか言われるし）、
ちび二人も発疹が出ただけで発熱はなし。クロワさんはちょっと派手に発疹が出たものの、
デニオはとりあえず軽く済んでいったのでよかった。
まぁ、更新できなかった理由はそれだけじゃなかったんだけど、まぁとにかく、細々と忙しく＾＾；
梅雨が明ける前も後も、毎日洗濯ばっかしてた気がするわ（苦笑）。
異様な汗かき娘と汗かき坊がいるので、毎日毎日タオルだけでえらい量！！
朝２〜３回洗濯機を回し、夕方クロワさんが帰ってきたらまた１回････そういうのが毎日。
夏の風物詩みたいなもんですな＾＾；
それでは、もうかなり巨大化している力士系乳児が隣にいますが（笑）、彼が生まれた日まで遡りたいと思います。
４月８日（夕食後）
あたくしがお風呂に入っている間に、ぷよ２がクロワさんにご飯を食べさせてくれて、歯磨きまで済ませてくれた。
うん････もう少しなら我慢できそうかなと思っていたけれど、これが「陣痛」というやつかもと自覚したところで
産院に電話連絡。（１９時２０分）
クロワさんは今しがた寝付いたところらしいので、起こすのもかわいそうだし、
今ならまだ、周囲が機動力を持っている時間帯。そんなわけで実家のサヨコにも電話連絡。
こっちの家での留守番を頼んだ。
産院は目と鼻の先なのだけど、とりあえず荷物もあるので車に乗り込む････のが、これまた大変（笑）。
痛くなってきていると動けないので、痛くない瞬間をねらって移動。
ここ半年間でいちばんでかい腹をしていただろうに、ここ半年で一番機敏に動いていたかも（笑）。
産院に到着し、部屋に通され、ベッドに横になった時、時計を見ると２０時くらいだった。
陣痛監査装置を付けてしばらく（１時間くらいかな）横になっていた。このときはまだ５ｃｍ大開。
しかし、横になっていた１時間の間に、痛みはどんどん強くなってきて、間隔も短くなってきた。
ぷよ２は先生に
「経産婦さんですし、始まれば早いですよ。２２時すぎくらいには生まれると思います。」
なんて言われて、「おぉ････それはまた早くに決着がつくもんだな。」と思ったらしい。
私もぷよ２から「２２時説」をきいて、あと２時間頑張ればいいんだな！と文字通り腹が決まった。
ところがっ！！
２１時を回った頃。いよいよ口がきけなくなってきて（笑）、ナースコール。
つか、自分でナースコールを押したかどうかも覚えていなくて（汗）。
何か勝手にボタンが押されて、勝手に看護師さんが飛んできた印象で。
診察してもらってすぐに分娩室への移動が決まる。痛くない瞬間をねらって車いすに飛び乗り、
速攻で分娩室へ！！ 桜木花道もはだしで逃げ出すダッシュでありましたｗｗｗ
で、分娩室に入ったのはいいのだけど、今度は陣痛の波が大きすぎて、車いすから下りられない(￣▽￣；)
もう何とか無理やり立ち上がって、分娩台に上ろうとするのだけど、座る前に破水。
後から聞いたら、もう頭が出てきちゃってたそうだ（笑）。
助産師さんが出てきた頭を押さえながら、そして半狂乱のあたくしは叱られながら、ギリギリ分娩台の上に移った。
お尻をきちんと下につけてと言われるのだけど、もうそこに何かがあるものだから、痛くてとてもじゃないけれどお尻を下に付けられない。
「日野さん、日野さん！！ 声出さない！ しっかり座って！」
何度か叱られた時点で、やっとあたくしは正気を取り戻し、何とか体勢を整えた。
ぷよ２も大慌てで立ち会い用の白衣に着替えさせられて入ってきた。（２１時７分）
直後に先生も慌ててやってきて、やっと分娩と相成った。
きっとなぁ････先生も自分で２２時くらいだろうと思っていたから、
予想外に早く進んだお産に不意打ちを食らったといったところだったんだろう。
息みもせずに頭だけは出てきちゃってたものだから、「さぁどうぞ！」となればあとは早い早い（笑）。
長めに一息みして、そして。
２１時１７分。無事独立*｡:ﾟ+(人*´∀｀)+ﾟ:｡
産んだ本人も、立ち会ったぷよ２もあまりのあっけなさに拍子抜けする始末の、ビックリ安産でした。
究極の短期決戦だったため、あたくしもデニオもほとんど消耗せずに済んだし、直後からめちゃくちゃ元気でした。
本当なら、そのまま２時間くらい休ませてもらえるはずが、どうだろ････モノの１時間くらいで病室へ返される(￣▽￣；)
（をいをい）
とはいえ、元気なので、自宅で留守番しててくれるサヨコに連絡を入れることにする。
「あ、もしもし？ 悪いね。クロワさん、起きてこない？」
「あぁ、大丈夫やよ。そっちはどうやね？ まんだ、かかりそうかね？」
「あぁ、うん。終わりました＾＾」
「はぁっ？？？ Σ(￣Д￣;) 生まれたのっ？？」
「うん。１時間くらい前かなぁ。早かったわぁ。」
「（爆笑）あたしゃ、まだこれからかと思っとったわ〜！ なんか声も元気やし。」
「おかげさまで、めちゃくちゃ安産でした＾＾」
サヨコ自身も、二人の子を産んだ節は安産だったらしいのだけど、
クロワさんにせよ、デニオにせよ、実質分娩にかかった時間の短いこと！！ よかった、よかったと喜んでくれた。
それにしても。。。
姉ちゃんの入園式をきちんと待って、母ちゃんの「大好きなパンやニンニクが食べたいよ〜」も待っててくれて、
母ちゃんが心身ともに満たされて、ほっとした束の間に出てこようとするなんて、なんて親孝行なんだろと思った。
親孝行････っつうよりも、ある意味でこれが「神秘」とかいうやつなのかもなぁ。
短時間でするするっと出てきてくれたから、母ちゃんは直後から元気でいられたし、ノンストレス＾＾
母乳もすぐに軌道に乗りそうだった。
産後、母乳だけで勝負しているのに太る授乳婦は、日本広しといえどそうは居まい(￣▽￣；)
そう。。。
産後、体重が減るどころか、食べすぎで逆に太ったのはこのあたくしです（￣^￣）
体型や体重を戻すにあたっては、死ぬ気でやればなんとかなる！！ というのを掻い潜ってきたところなので
今回も、勝負は断乳（卒乳）後にかけたいと、今から計画しています。
それまでは、のんべんだらりん、脱力系育児でいきますわ＾＾；
クロワさんの時は、生まれた直後の顔を見て、「何て気合の入った顔をしているのかしら(￣▽￣；)」
と思ったのですが、デニオの生まれた直後の顔は、何だかとても穏やかで優しい顔をしていました。
そんな彼の表情を眺めつつ、彼の本当の名前が決まりました。
生まれる前から考えていた名前ですが、漢字をどうしようか････と決めかねていて。
猛々しい顔ならこっち、やさしい顔ならこっち、と同じ名前で漢字違いを用意していて、
後者をそのまま採用････あたくしが考えていた字････になりました。
字面も響きもオッサンくさいけど、あたくしは気に入ってます。
人生の半分はオッサンとして生きてくことになるんだろうから（笑）、こういう名前の方がいいわ＾＾
というあたくしの見解です（こらこら）。
今現在。
体重は成長曲線を飛び出すほどに増え、抱っこがしんどいです（爆）。
ここに至るまでのルポも、じきにアップできたらなぁ････と思ってます。
うん。
いつものごとく、どうなるかわかんないけどｗｗｗ
あ、でも。
毎日、充実してます。で、もっと大変になるかと思いきや、いや、大変は大変なんだけど、意外と楽しいです♪
なので、ネットをする時間が減ってるんです。
有機体の世話してんだから、当たり前だわなヾ(o´∀`o)ﾉ
もう少し自分の時間が上手にとれるようになるといいんだろうけどね。
元々、そんなに器用な方ではないんで＾＾； でも、がんばるっす。
では、また逢う日まで。
