日記×エッセイ...みち

 

 

おっさんずラブ最終話見ました - 2018年06月05日(火)

なんということだ。
これまでドラマを見て、こんなに幸せを感じたことはありません。本当にこれは言いきれます。これまでありません。
もちろんおもしろいドラマはたくさん作られてるし見てきたけど、このドラマに関してはちょっと類を見ないです。

ある意味ではシンゴジラ的なところも感じます。エゴの変な感じで邪魔をするような人がいない。みんなが本気で。

最終話放送日は、ジャックさんのクラス(ACIM集中クラス)に参加するために東京に行ったためホテルで見たのですが。
見ながら号泣。見終えて号泣。明日もクラスがあるからもう寝たいけど寝られーーんと小一時間して就寝。目覚めて、「あ!ドラマのラスト、夢じゃない!」と喜んで思い出してはまた泣く、化粧できーーん!一旦忘れて!!!みたいなことをしてました。

本当に最高に幸せでした。というか持続中ですが。

家に帰ってからまた最終話を見たし、また録画を初めの頃のやり取りから見返せると思うと幸せで幸せでなりません。

おっさんずラブのタグ検索も、ドラマが終わって数日経っても探してしまいます。ロスというより余韻というか、帯びた熱が引かない感じなのです。「ロス」という言葉に含まれてるような、寂しい気持ちはないです。もっとなんか、腕を開いて迎え入れてる、そんな感じ。

ご祝儀も用意しました。つまりはDVDボックスの予約したということです。発売予定の公式本も予約しました。そうして10月の式を楽しみにしてる感じ。だから全然終わっていないんですよ。

なんというか、例えるとあのドラマに自分も出演してた感じ。あのドラマの中に生きてたって感じ。同じ職場で過ごしてたとか、天空不動産のお客さんとか、そんな感じで皆に触れてた、そんな感じ。

春田に呆れたり牧くんを応援したり、そういったことを、ドラマ(作り事の中)の出来事、テレビで放送している作ったドラマ、誰かが作ったもの・一方的に与えられたものを見てるって感じじゃなくて、まるで近くにいて親しく感じてる人に対しての感情、一緒に作ってきたもの、みたいな感じなのです。

「他人事、作り物って見てる感じ、そこの視点で楽しんでる感じ」ではなくて、友達や仲間に対してのような、愛情を持ちながら、あーあなたそうするよねと呆れたり、そういうあなたでわたしはいて欲しくない!と悲しんだり、そうして見てきていました。

それは二人に対してだけに持つ感情じゃなくて。
部長にも武川さんにもちずにもマロにも蝶子さんにもマイマイにも・・・みーんなにそれぞれ近しく思って、それぞれに対しての感情があって。
(兄ちゃん素で忘れた)

二人に対しての思いだけじゃない、っていうそういうのがわたしにこの感触を与えてるのかもしれない。現実ってそういう風にできてるし。

5話が終わって遅すぎる布教活動を少ししたのですが、おもしろかった!最初から見たかった!って言ってくれるんだけど、「ああ、、、最初から見てほしい」という感じが出てきます。
というのは、最初から見ていくことで、時間を共に彼らと過ごすことで生まれてきている感覚というものがあるなって、最後のほうだけ見た方々の感想を聞いていて感じたからです。
その感想はすごく共感するもので、そうなの!おもしろいよね!って感じになるのだけど、「それだけじゃないの!」という感情もあって、それは視聴者自身が育てていく感覚なんだなって思ったんです。だから、一つ一つの話はおもしろいんだけど、それだけじゃなくて、ドラマを視聴者として経験して生まれてくるものも感じてほしいな、楽しんでほしいなって気持ちになりました。

だからこのドラマを見ていない方や、最後のほうを見ておもしろいなって感じた方には、最初から見るということをすっごくお勧めしたいです。

ACIMのクラスと同時にこのドラマの最終回が来たので、個人的にはとても興味深いです。

幸せで、本当に幸せで。
こんなに幸せを感じるなんて、わたしになんかあるんじゃないの?と疑う感じも出ました。実際、春田が自分の本心に気づいて望みの方向へ自ら進んだことや、牧くんがこれまで自分に設定していたものを外したことは、本当にわたしに喜びを与えるし涙腺が崩壊するし、わたしにもある、春田や牧くんの感じに気づいたりするんだけど。

あれー?
なんかそれだけじゃないなーみたいな。それってちっこくない?みたいな。

今回興味深く思ったのは、「ドラマだ」って認識しているんだけど冷めた感覚がないことです。ドラマで感動したり泣いたり笑ったりしてるんだけど、ドラマとして感動して泣いて笑っているわけじゃない、みたいな。
ドラマだけど、感情としての近しさというよりは、体感覚としての近しさといういうものがある。表現が難しいですけど。
一方で、「ドラマの中に入っててドラマって認識してないこと」とももちろん違っているもので。
これらはすごくヒントだって思いました。


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