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おさむ日記
窯主のノンキな炭焼き生活日記
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2007年01月05日(金)   明けまして! & 石けんづくりの話

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!

だいぶ日記をご無沙汰してしまいました。

日々のネタはたくさんあって書きたい気持ちはあるのですけど、一方で書きにくくする自分もいまして・・まったく。
そこで、書けないのはブログでないからに違いないと思い込むようにして(笑)、現在、日記のブログ化に変更中です。
コメントやトラックバック(実はよくわかっていません)とか楽しそうですね(書けばですが・・汗)。
これで書かなかったらツッコミ(コメント)をお願いします〜。


さて、今日は石けんづくりの話をします。

一昨年から無限窯の竹炭・竹酢液を配合した石けんを作りたいと、手作り石けんを作っている友人に頼んで試作を重ねてきましたが、ようやくまとまりまして、来月以降に発売の予定でいます。
本当に手作りなので生産量が少なく、小出しの販売になるかと思いますが、厳選素材の無添加石鹸ですので、どうぞご期待ください!

その石けんとは別の話なのですが・・。

炭も他の品もそうですが、石けんも作り手でまったく変わったものができるのですね。
その方の個性や想いが泡に現れるといいますか。
いろんな石けんを使ってみて、ほんと奥が深いなーと今回つくづく感じました。
そこで、自分でも作ってみたいという想いに駆られ、(まあ私の作った石けんは販売は考えていませんが)先日作ってみました。

作り方は結構簡単なんですね。
苛性ソーダを入れた精製水とオリーブ油を共に40℃前後にし、それを混ぜて泡立て器で20分ほどかき混ぜ、何十時間か置いて、ほど良いとろみが出てきたら型に流し込み、それから1日ほど置き、固まったら型から外し、思いのサイズに切り、さらに数週間乾燥させると完成です。
と大まかに書きましたが、細かくは流儀で変わるようです。
はじめはシンプルにと思い、オイルにオリーブ油100%、あとは竹酢液と竹炭の微粉末だけの配合にしました。

石けん作りの本を買い、道具や材料を買い揃え、友人にもアドバイスを聞き、「なるほど結構簡単じゃないか」とわかった気になり、いざやってみると、混ぜ合わせてから20分以上かき混ぜてもなかなかとろみが出てこないのです。ん〜なんで?
めげずに30分、これでもかと40分、さらに50分・・。はぁはぁ、なんでだろう〜と、もう一度本をよく読んでみると、「オリーブ石けん − 型入れまでの時間の目安 約24時間」とありました。
ああ、20分かき混ぜてすぐに(型入れする時の)とろみがでなくてもよかったんだ・・。とすっかり勘違いしてました。ぜんぜん分かってなかったんですよね(笑)。
その間は油の黄金色が白っぽくなってくる変化があるだけでよかったのでした。

それで、それから24時間以上かかりましたが、適度なとろみがでて型入れし、一日置いてから型から出し、包丁で切り分けて、どうにか形になりました。それから6週間の乾燥待ちです。待ちどおしいっす〜。




これが初めて私が作った石けんです。
自分で作るのってほんと楽しいですね。



そういえば、今シーズンの冬は本当に暖かいですね。
こちら檜原村はまだ一度も雪に降られていません。
冷え性ですし、雪かきもしなくてほんと助かりますが、窯場が一面真っ白になる景色や、動物たち(いのしし、たぬき、うさぎ、ねこetc)の足跡を見るのも楽しみなんですよね。



おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2006年06月21日(水)   キセキレイ育児観察

今月12日に窯の火が止まったのですが、今回の炭焼きは窯の近くで鳥が巣をつくってしまい、火の番をしながら鳥の育児観察もすることになりました。
もちろん火の番がメインでしたけど、ほほえましい姿を見ながら、朗らかな想いをしながらの日々でした。

鳥の名は「キセキレイ」。
しっぽをいつもフリフリしている小型の鳥の「セキレイ」の一種で、胸が黄色いので「キセキレイ」と呼ばれています。
ネットで調べてみると「Yachoo! オンライン野鳥図鑑」というサイトで詳しく説明していました。




炭材作り・窯詰めをしている5月22日に窯場の屋根の下に巣があるのに気づく。
上記の写真の右上のモジャモジャしたものが巣です。
まーこんなところに作るとは・・。
こんなに低くて近いのに、なんで私はすぐ気がつかなかったのだろう。

覗いてみると卵が5個。
産んでしまったから、いまさら巣を撤去するのは嫌だし。
でも、あまりに窯の煙突に近すぎるよ。
火が入ったら煙が思いっきりかかる場所だから大丈夫かな。
ヘビなどの天敵が来ることはないだろうけど。
もう、こんなところに巣作るのが悪いんだからなと思いながら、しょうがなく見守ることに。

5月26日に窯に火が入り、煙突から煙がでる。
そんな中でもずっと親鳥2羽が交代で巣に入り、昼も夜も卵を温める。
交代する時は私の姿があるとなかなか巣に入ろうとしないが、一旦巣に入ると身動きしない方が安全とみて、じっとしている。
今まで望遠のないデジカメで親鳥を撮れなかったので、ここぞとばかりに接近してパシャ!


6月1日
火入れから6日目。
近くで煙が出てるのに恐れず親鳥が温め続けてきた卵がかえる。
今まで巣でじっとしたのに、親鳥が餌を運び始めたので、もしかしてと親鳥のいない間に覗いてみると、あー生まれてる!
目玉が大きい〜!すごくうれしい。
でも煙が大きくなるし、これからの雛たちが心配になる。


6月2日
だいぶピンボケしてますが。
5個とも無事にかえったようで、親鳥の声をまねて「チッチッ!」と舌打ちしてみると、一斉に口を開ける。けなげ・・。
声はかすかに聞こえる。
親鳥2羽が餌を本格的に運び始め、見ていると小さな蛾などの昆虫を捕まえてくる。


6月5日
声が徐々に大きくなる。
私の声に反応してくれるのがうれしい。(いい迷惑なんだろうけど・・)
親鳥が餌を雛にあげると、すぐ雛が反転してお尻をプイっと向けて白い糞を出し、それをくわえて外に持ち去る。
なので巣はいつも衛生的。
その糞はだいたい捨てるところが決まっていて、川沿いの道のガードレール。
捨てた後、くちばしを地面にこすりつけてきれいにして行く。


6月7日
ここらへんから驚異的な成長を始める。
「日に日に大きく」ってよく言うが、文字通り一日ごとにびっくりするほど大きくなる。
声も一日ごとに力強くなってくる。
この頃から何匹か私の声に反応しなくなってくる。
目が見えるようになってきたんだろうか。
この写真なんかブスっと一匹こちらを睨んでるし。


6月12日
久しぶりに覗いてみるとこんなに大きく!
驚くというより、「げ!?」ってかんじ。
早く大きくなりすぎだよ・・。一羽ははみ出てるし。
もう完全に私の声に反応しなくなった。
逆に敵だと思ってかピクリとも動かない。
その方が賢くてよいのだけど・・。
反抗期を迎えた子供を見る親の心境だな、これ。
小さいときはかわいかったのに・・。


というように急速に育ってきた中、12日の午後に最後のネラシ(不純物を抜ききるのと、炭を硬質にするための作業)をかけ始め、窯口・煙突口を全開にしていきました。

そしたら途中で親鳥がピーピー騒いでいることに気づき巣を覗いてみると、いなんです、雛たちが!
さすがにこのタール臭の強い煙はきつかったみたいで、たまらず飛び出してしまったようです。

あー、まだ飛べないのに巣から出てしまったら、外敵に捕まってしまうかもしれない。大丈夫かな・・。
その時はネラシの途中なのでそれどころではなく、窯に集中していましたが、数時間経って火が止まった後、すごく心配になって外を見渡してみたら、親鳥が心配そうに声をかけ、窯の周りの草叢のあちこちから小さな声が聞こえてきます。
親鳥2羽に雛5羽ではなかなかつかまらないみたいで、八方でずっと声の掛け合いをしていました。

それで、その1時間後くらいでしょうか。それが飛んでたんですよ、雛たち!
まだおぼつかない感じでしたけど、低空飛行で兄弟でじゃれあうようにして。
さっきまで巣に入ってたのに、しかも自分たちの意思で巣立ったのではなく、煙で苦しくて巣から逃げたのに。
火が止まった直後ということもあり、なんかジ〜ンときてしまった。ほんとよかった・・。

上記のサイトを読むと「雛は約12日で巣立つ」とありましたし、今回のネラシの煙は彼らにとって必然だったみたいですね。(「オーラの泉」の見すぎか・・)

「卵は時期が来ると卵の中の雛の体から自然に毒素が出て、それで殻の中にいては苦しくてしょうがなくなり殻を突き、卵からかえる」という話を前に聞いたことがあります。(すべての卵がそうとはわかりませんが)
そうすると彼らは2回似たような体験をしたのですね。

前の窯場で急に焼くことができなくなってしまい、今の檜原村の素敵な場所にめぐり合うことになったことを思い出しました。そういう時にそういう事が起こるのですね。

ということで、いろいろと励まされたり考えさせられたりの炭やき&育児観察でした。


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2006年06月16日(金)   遅くなりましたが窯づくりの報告です

昨年9月からずっと日記をごぶさたしていました。
掲示板には返信していましたが、ほとんど更新がなくて誠に申し訳ございません。
その間にもご注文いただいたお客様には厚く御礼を申し上げます。

さて、簡単に昨年秋から今までの報告をさせていただきますと、まず二年越しになってしまった2号窯は今年の2月にようやく完成しました。
今回もほとんど一人で窯づくりを行いましたが、それにしても作業が遅すぎでして、秋までに完成しようとしたのが冬場に突入してしまい、本当は冬場の窯づくりは土が凍ってしまって良くないのですけれど、運よく数日間だけ暖かい日が続き、どうにか凍らずに完成できました。

窯づくりはこんな感じでした。

  
床はまず砂利を敷き、その上に窯土を敷き、たたき固めます。
中央の青っぽい小石は「那智石」。無限窯のちょっとしたこだわりです。



  
内側と外側の型を作り、その間に石と窯土を詰めていき、
窯腰(窯の横壁)を作っていきます。



  
窯腰ができたら内側の型を外し、煙突の型を燃やし、
窯の中に炭材を入れ、それを型にして天井を作ります。



これだけでは分かりづらいですか?
窯づくりの工程を知りたい方は多いのでしょうか。
もしご希望が多かったら別で詳しく載せようと思います。


窯づくりに使う窯土や石は檜原村の山中から頂きましたが、これがなかなか見つからずに難儀しました。
檜原村は昔は人口の7割の人が炭焼きを生業にしていたほどの炭焼きの村だったので、窯に適した土はたくさんあるのですが、道がコンクリートになりガードレールが整備された昨今は簡単に頂くことが難しくなっていました。そんな中、ちょうど林道の拡張工事をしていて、そこの土地は窯場の地主さんの土地であるということがわかり、また窯土がそこに一箇所だけ見つかり、それで良い窯土をたくさん頂くことができました。

また、窯に大量に使う30cm幅の石がなかなか見つからなく困っていたら、ある時大雨が降り、その工事中の林道で土砂崩れが起き(幸い人身事故はありませんでした)、行ってみると丁度良い大きさの石ばかりが目の前に転がっていてびっくり・・。

   

山の神様が自分の肩をちょっと揺すって「ほれ!」と目の前に石をくださったのかと、本当にありがたく思いました。

そうして良い素材に恵まれてできた新しい窯がこちらです。


無限窯の2号窯


本当に恵まれていることが多く、ありがたいかぎりです。
それに担う良き竹炭、良き竹酢液を作っていきたいと思います。


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年09月10日(土)   炭焼き人に『炭入り石けん』は意味なし?

旧暦八月七日

何年も前から友人が手作り石けんを趣味で作っていまして、『炭入り石けんができたらいいな〜』と話していながらずっと具体的な話が進んでいなかったのですが、今年に入ってその友人、イラストレーターの久条めぐさんがクチコミ規模で手作り石けんを分け始めたそうで、『じゃあ炭入りのも作ってほしい!』ということになって、先日試作品ができ、早速使ってみました。

今回のはオリーブ・ホホバ・ココナッツの3種類の植物油をブレンドした石けんに、無限窯の竹炭の微粉末と竹酢液を加えたものです。(もちろん香料・防腐剤などは入ってません)

竹酢液・竹炭入りの手作り石けん

何回か使ったので形はくずれてますが、色を見ていただければ・・


見ての通り薄い灰色で、泡ももちろん灰色です。
よく泡立ってキュッキュッとするほど落ちてる感じなんですけど、でも肌がしっとりとモチモチして、すごく気に入りました!

無添加で、ベースの原料がいろんな天然の植物油を使っているので、炭というより他の原料が良いからかもと思いましたが、他の業者さんの「炭石けん」の説明を見ると、『炭はすぐれた吸着力をもっているので、毛穴につまった皮脂や古い角質を吸着してスッキリと洗い上げ、また、炭のミネラル成分でお肌にうるおいをあたえ、しっとりすべすべにする』とあるので(そうなのかーメモメモ・・)、それに竹酢液も配合してあるので、さらに相乗効果で良いかもしれないです。

でも、炭焼き職人にとっては『炭石けん』はいらないかもしれないです。
というのも、炭を切り揃えたりする時は、顔・首・腕まで全身炭だらけになるのですが・・(こんな感じで↓)

窯主・大谷おさむっす

笑顔が足りない? 自分で撮影したもので・・


普通の石けんでもこの顔を洗うと、灰色の泡になるのですけど、「炭石けん」だとさらに濃い灰色になり・・、『体に炭がついてるから、炭いらないじゃん!』ということになってしまいます(笑)。


ちなみに炭を素手で選別した時は、そのあと、手がすごくスベスベしたかんじになります。
これって炭のミネラルのせいかと考えてますが、どうでしょうね。


ということで、販売予定の「竹炭・竹酢液石けん」がいかに良さそうかを書きましたが、これはまだ試作品で、しかも作り始めて1年ほど寝かさない(熟成)といけないようなので、販売開始は来年か、もしかしたら再来年になってしまうかもしれません。(しかも月30個ほどしかできない予定です)
宣伝しておいて当分売らないって、本当に失礼ですが、申し訳ありません・・。

すごーく気の長い話ですが、記憶の片隅にでも置いていてくだされば幸いです。


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年09月08日(木)   『おもいっきりテレビ』で竹炭が紹介されたそうで・・

旧暦八月五日

どうも・・ご無沙汰していました。
すっかり日記をサボってしまって、(掲示板は返信していましたが)放置サイトに近かったですね・・。
それなのにこのサイトから竹酢液や竹炭を注文してくださる方がコンスタントにあり、とてもありがたいです。
個人サイトは不透明な面が多いのに、少ない文面で信用して注文してくださって本当にありがとうございます。
書きたい事はたくさんあるのですが、窯づくりもありこれからも当分少ない更新になるかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。


さて、先日の9月2日に竹炭が「おもいっきりテレビ」で紹介されたそうです。
その日は窯場でひとり窯づくりをしていたのですが、お昼に携帯メールの受信音が・・。

補足:窯場は電気・水道もない山奥なので、もちろん一般電話もないのでネットもできず、その代わりに携帯を持っていまして、ネットショップからの注文をもらうとすぐ携帯メールに転送するようにして対応しています。
ちなみに電波がギリギリのところなので窯場の1箇所でしか繋がらず、そこに携帯をつるしていまして、電話が鳴ったらそこまで走ってます。これじゃ有線電話と変わらないですね(涙)・・。

それで、その注文メールはリアルタイムで来るので、普通1件ずつ来るものなんですが、その時(12時40分ごろ)は1回に3件のメールが来て、またその5分後にまとめて3件、その後5分後に2件・・。なんで?
重複したのか間違えたのか、もしかしてイタズラ?
実家の母に電話してみると、主婦の憩いの番組「おもいっきりテレビ」で紹介しているとのことでようやく納得しました。
テレビの力はすごいですね。特にみのもんたさんの影響力すごい・・。ほんとありがたいです。

内容は竹炭で浄水した水は「竹炭に含まれるマグネシウムやカリウムが体内でのコレステロールの吸収と再合成を抑制」するとのことで良いのだそうです。

なんとも一面的な見解・・、いやいやこういった細かいことが大事ですよね・・。
そうでないと一般的に皆さんが納得しないみたいですね。
でも実際はこの作用は竹炭じゃなくてもいいはずですし、また、竹炭の水は他にも良い作用があると思います。



ちょっと長くなってきましたが、無限窯の「竹炭の使い方 - 飲料水」のページでの説明が少ないので、ここで写真も入れて補足します。




よく麦茶などを入れたりする容器(1.5〜2リットル)に煮沸消毒した竹炭を約200gを入れ、(特に夏場は)冷蔵庫で1時間から一昼夜置き、それをポット・ヤカン・コップに漉して注いで飲用してください。
この写真はちょっと多めに炭が入っています。多ければもちろん良いかもしれませんが、上記の量でも十分大丈夫です。
ヤカンに入れて一緒に沸かすのは、吸着したものが放出してしまうのでお勧めできません。
水筒に入れてもいいですが、夏場は常温だと保存に気をつけてください。竹炭は水道水の(消毒目的の)塩素を吸着するので、通常より日持ちが悪くなると言われています。


  


使い初めにいくらタワシなどで竹炭を磨いて綺麗にしても、炭同士がぶつかって、どうしても微量の小さな粒炭がでてしまいます。
ですので、浄水した水をポット・ヤカン・コップに移す時は茶漉し網などで軽く漉して注いでください。


ミネラル分(カリウム・カルシウムなど)は約10日間の使用でなくなりますが、浄水作用は10日ごとに煮沸し乾燥させれば、2〜3ヶ月間使えます。
少しリッチな使い方ですが、10日ごとに竹炭を新しくして、古いものはお風呂用に廻して2〜3ヶ月間使う方もおられます。

ということで、見ての通りだいぶ手間がかかりますが、竹のミネラルと炭の浄化作用で心身ともにホッとできるお水になりますので、その甲斐はあると思います。


あれ、こうゆうのは日記に書くより「竹炭の使い方 - 飲料水」のページを更新したほうがよかったか・・。(今頃気づいた・・)

と、いうことで、後日そちらのほうも更新します。


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年04月12日(火)   東京・高尾のイベントで無限窯が出店します!

旧暦三月四日

今日は雨。先日「春だ〜」と思っていたのに、また寒くなってしまいました。
桜も咲き始めているのに・・。
でも、花粉症の方にはほっとできる日ですね。

さて、今度の土日は東京都八王子市高尾で「グリーンフェスティバル」という催しがあり、無限窯は毎年出店させてもらっています。
会場の隣りは数100種類、1,700本もの桜の木が植えられている「多摩森林科学園」があり、その花見に合わせたイベントなのです。
ここは公園ではないので、お酒を飲んで宴会・・という訳にはいきませんが、逆に宴会がなくたくさんの桜に囲まれて、ゆっくりと散歩しながら鑑賞できるのでいいですよ。

今回はネットショップで販売していない「筒炭」「まくら」「ざぶとん」「アイマスク」なども出品します。
また、見学をお断りしていることから私が直接お客様にお会いできる数少ない機会ということもあり、今回限りのイベント価格(10%引き〜)にて販売します!

関東近隣にお住みの方は、花見がてらにおいてくださればと思います。
(告知が遅くなってしまいすみません。4日前だと予定が組めないですね・・。)

下記に詳しい情報を載せます。
どうぞよろしくお願い致します。

★「グリーンフェスティバル」開催のお知らせ★

「グリーンフェスティバル −森林(もり)の魅力はモリだくさん−」
4月16日(土)、17日(日) AM10:00〜PM16:00
林野庁森林技術総合研修所(多摩森林科学園 桜保存林からも入れます)
東京都八王子市廿里町1833-94

グリーンフェスティバルでは、森林の木々を震わせる重厚なアルプホルンの演奏、新緑や花々の薫り安らぎのアロマテラピーや丸太切りをはじめ、小木工品の制作、ツリークライミング体験など、新緑の中でうららかな一日を楽しんでいただける催しを行います。

お問い合わせは 森林技術総合研修所 0426-61-7121 まで。
なお、会場には駐車場がありませんので公共交通機関をご利用下さい。
高尾駅北口から会場まで約1km徒歩13分です。
(多摩森林科学園の入場料は400円です。)

多摩森林科学園のHPはこちら



多摩森林科学園の桜


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年04月07日(木)   春だ〜

旧暦二月二十九日

昨日から急に暖かくなってきましたね。
ニュースでは五月下旬の暖かさとか。先週は二月のように寒かったのに急すぎますね。
窯場も先週までバケツの水が凍っていて、雪も残っていたのですが、今日で一気に雪もなくなり、いよいよいろんな植物の芽が吹き始めてきました。




【タラの芽】 天ぷらが楽しみ・・




【ふきのとう】 窯場には少ないので今年は採らず鑑賞してます・・




【山桜の芽】 特に日当たりが悪い窯場では桜はまだ。今年はたくさん咲きそうです。



一方、ちょっと街中に降りれば、桜はたくさん咲きはじめています。




やはりこの季節はいいですね〜。
春生まれというのもあり(関係ない?)、この時期とても心が躍ります。


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年03月29日(火)   『花粉対策セット(竹酢液)』の感想のまとめ

旧暦二月二十日

「お客様の声」ですが、まとまりません・・。
「〜が治りました!〜が良くなりました!」というのもあり、そのまま全文載せると、薬事法に引っかかりそうな表現でまずいのかなと思ったり、文章を少し編集するのは「作ってるのか?」と思われそうですし、いろいろ考えてしまいます。
まあ、部分的に要点を抜粋するのがいいのでしょうね。

まだそれはUPできないので、そこで『花粉対策セット』に関してだけ少し日記に私の表現で(なるべく客観的に)まとめてみます。

この史上最大量と言われる花粉の年の、そのピーク時に竹酢液を使い始めても大きな効果は期待できないとの意見が多いです。(軽症の方はピーク時でもすごく楽になったという声はあります)
その反面、花粉シーズンの3ヶ月以上前に「お風呂」「うがい」などに使い始めて、ピークの前後の花粉が比較的少ない時期が特に楽になったという方は多いです。

要は『完治はしないけどやらないよりやったほうがだいぶ楽』『副作用の心配がないから常用できて安心』という声が多かったです。

竹酢液は漢方薬に近い作用なので、薬局の薬のように花粉症の痒みや炎症をピタリ!と抑え込む強い作用はなく、定期的に使うことによって緩やかに症状を改善していくかんじだと思います。
それは心身のバランスが整い、自然治癒力が高くなり、体質が改善されるからだそうです。

ですので、この花粉のピーク時に使い始めるのは、少し楽になるぐらいだと思っていただけたらと思います。
しかし、常用しても副作用の心配はないですし、肌・喉の荒れや炎症を抑える消炎・消毒作用もありますので、症状がひどい今は薬局の薬と併用して、その副作用というか弊害を緩和させる目的としても役に立つかと思います。

掲示板にも『花粉対策セット』の書き込みがあります→ 無限窯の掲示板


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年03月22日(火)   炭やき人、火の取り扱いについて人に注意するの巻

旧暦二月十三日

先日、実家に戻っていた時の話です。

いつも仲良くしてもらっている近所のおばさまが我が家に駆け込んできて、『おさむくん!近くで何か燃えてるのよ!来てみてくれる!』とのこと。

急いで向かってみると、近くのアパートの横の狭い場所で小さな火が出ていました。
その火を監視している人はなく、なにかプラッチック類を燃やしているようでした。

天気は曇り。さっきまで小雨が降っていました。

いつも大きな火を取り扱っている私から見ると、とても小さな火で、風もなく雨で地面がぬれているので、大事には至らないと思いましたが、近所のおばさまからしてみたら心配でしょうがない様子でした。

私の母もでてきて、二人で『あらま〜』『や〜ね〜』的な話になって、今のご時世、注意して恨まれて仕返しさせられるかわからないというのもあり、警察に電話することに。

で、私がかけることになったのですが、考えてみると、普段もっと大きな火を取り扱っている者が人に焚き火はよくない、危ないと注意するのはおかしな話ですね。

なので、『いえ、まあ、雨も降ってましたし、火が小さいし、たいしたことはないんですけどね・・』とつい擁護する言葉を・・。
まあ、火を見てないというのは本当にまずいのですけど。


今回考えさせられたのは、普段焚き火などしていない人にとっては小さな火や煙でもすごく不安に感じてしまうこと。当たり前の話なのでしょうけど、今回痛感しました。

田舎では各家で庭先で焚き火などしている方が多いですけど、そんな苦情はほとんどないです。

近年、炭焼きの煙の苦情が多く、街中で炭が焼けなくなっているのですが、しょうがないですね・・。
そういう意味でも、私は今すばらしい場所で炭をやいています。
なにせ一番近い人家でも500m離れているほどの山の中ですから。


おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
2005年03月09日(水)   今月の「現代農業」は竹が特集です!

旧暦一月二十九日

前にも紹介した農業関係の月刊雑誌「現代農業」(800円 出版:農文協)の今月号(4月号)は「竹の徹底活用」が特集です。

その特集の中で「竹塩」の紹介があるのですが、それは今回私が書かせていただきました。
竹塩とは塩を竹筒に詰めて焼いた焼き塩のことですが、体の酸化を抑える還元作用のある薬塩と言われています。
詳しくは「4月号」をお読みください・・と言いたいところですが、実は見開き1ページの少ない文面なのでだいぶ簡素に説明しています。
なので、逆にHPで詳しく紹介すればいいのですね。まぁ、それは後日ということで・・。

ともあれ内容を簡単に言いますと、庭先の焚き火で簡単に竹塩を焼こうというものです。
そんなんで「竹塩」ができるの?って思う方がいるかもしれませんが、確かにそうなんです・・。
本場・韓国の竹塩では土窯で1000度以上の高温で焼き上げ、3〜9回繰り返して焼くと聞きます。
ですので、今回の焼き方では本場の竹塩には到底及びません。
ただ、手軽に楽しく竹のエッセンスをいただけるという面で良いのかなと思っています。

あ、でも今月号はぜひ読んでいただきたいです。
それというのも、他の竹の特集記事がおもしろい!
農業の活用だけにど留まらず、「飲む・食べる・健康に生かす」といった竹の活用例をたくさん紹介しています。
先月号の「月」特集に続いて興味深い話題ばかりです。




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