きまぐれがき
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2006年12月01日(金) この先は

下記ブログにて、日々の雑事をだらだらと書き続けております。

  そこから立ち去る場所ー雑記

               ーーギブリーー  


2006年11月18日(土) 物忘れ

書類に義父の名前を記入する段になって、ペンが止まった。
どうしても漢字を思い出せないのだ。
名前は言えるのだから、つぎつぎに思いつく漢字を傍にあった
新聞の折込広告の余白に書いてみた。
どれも違う。。違うということは分かる。

この間は従姉妹の苗字が思い出せなかった。
小豆に教えてもらっても、「へぇ〜あのうちそんな苗字だった?」
初めて知ったような気分となった。

昨日は、新しく開設した銀行口座の暗証番号を私の誕生日にし
たつもりだったのが、帰宅して考えてみたらまったく係わりのな
い数字4桁だった。
どこからこの数字は導き出されたのだというような。

林真理子のエッセイで、友人が婿入りしてきた夫の旧姓を忘れて
しまって、そっと夫の実家の表札を見に行ったというエピソードを
読んだ時には、まさか自分の夫の旧姓なんぞを忘れるか!?
本当か?と疑わしく思ったものだ。

その時から10数年、私にも、物忘れがヒタヒタと忍び寄っていた。
愕然。






2006年11月01日(水) 郷愁。。。

以前、ひょいと我が家の庭を覗き込んだお隣のお爺さんは
「ろくな木がない。。」とつぶやいて帰って行った。

子供の頃に住んでいた西荻には、雑木林が何箇所もあった。
道の両側に並ぶ地元の農家のけやきはどれも巨大で、覆い
かぶさるように枝葉のトンネルをつくっていた。
そこは昼でも暗く、風に揺れてすれる葉の音が怖くて一人で
は通ることができなかった。
一本杉の丘に登って周りを見渡すと、まだまだ武蔵野の面影
を色濃く残す景色が広がっていた。

雑木林の中に建つ三角屋根の家。
屋根裏部屋らしい窓の鎧戸が時々開いていて、オレンジ色の
灯りがぼんやりとともっていた。
あのガラスのランタンはアールヌーボー調だったと、今だから
わかることだ。
秋、散り落ちた雑木の木の葉をガサゴソとふみしめて歩く門
からのアプローチ。
空にはジーキィジーキィと鳴く鳥が飛んでいた。
善福寺池の傍にこの家はたしかにあった。

場所は違っても、子供の頃に見たあの家を再現したい。
と思ったところで、あれは広い敷地があってこそなのだと諦め
ざるを得なくて、家を建てた時に数本の雑木だけを植えたのだ。
雑木の庭なのだから、ろくな木はないのよ。お隣のおじいちゃま。

それでも、年に2回は植木屋さんに整えてもらう。
今日繁った枝葉の中からの見つけ物はまたまた鳥の巣、几帳面
に作られているので鳩の巣ではなさそうだ。それと蜂の巣。

 

鳥の巣を取り払うことに胸が痛まないではないけれど、いつの
間にか我が家の庭を繁殖場とした鳩たちには困ってしまったの
で、卵を産まないうちにこの巣はなかったことにしてもらいたい。

  





2006年10月27日(金) 秋のシャンプーは



ワインの香りのシャンプーとリンス。
マリー・アントワネットの積み上げた髪型のように、どこまでも高く
高く泡立てて洗いたい私の好みには合わなかった。
手のひらにたっぷりとっても地味な泡立ち。
リンスで流すと同時にワインの香りが薄れてゆく。

ワインといえどもお酒臭さには変わりないのだから、ほどいい残り香
って感じでいいんじゃないの。。とは小豆の言。
ごもっともであります。


2006年10月26日(木) ストラップ



今年のシャネルコスメのノベルティプレゼントは携帯ストラップ。
頂いてはみたものの、このゴールドキラキラ〜は付けたくないな。

早速某所に出品されている。
入札金額には驚くばかり。

などとは、その某所を時々利用している私が言える立場ではない
のだが^_^;

遠くでマツムシが鳴いている。チンチロリンと鳴くのはほんとうだ。


2006年10月24日(火) カレンダー

私は壁にカレンダーを掛けるのが嫌いだ。
だからといってまったくカレンダーなしというのも不便なので、
唯一キッチンの電話の前の壁だけに毎年おなじ仔犬のカレンダー
を掛けている。

家人はどうして毎年狂ったようにカレンダーを買ってくるのだろう。
我が家の部屋数よりも多いカレンダーが、毎年使われることなく、
といって年が変わるときに処分するのももったいなくて、溜まって
いくいっぽうなのですが。

昨日、ご機嫌で買ってきたのがこちら。



左・シェルティー特集  
右・アメリカの仔犬たち(これは我が家の定番)

これを手始めに、また今年も犬種別、猫たち、イラスト集。。と
買い漁ってくるのだろう。やれやれ。

キッチンに掛けるたった一つのカレンダー、愛くるしい仔犬たち
勢ぞろいはもう厭きたので、今年は「シンデレラ」のルシファーの
ような悪魔なブス猫がいいと探してみたところ、アマゾンでこんな
のを見つけた。



ヤクザな猫たちが睨みをきかせている。







2006年09月05日(火) 傷跡



ふと見上げた桜の木。葉がすっかり無くなってしまっている枝が
あるではないかとよく見ると、上のほうの枝には葉がまったく無く
丸坊主となっていた。
さらに目を凝らして見ると毛虫がびっしり。夢中で葉を食べていた。

この毛虫の様子を小豆に見せたい。写メールで送りたい。
アングルをあれこれ考えながら撮っていると、何かが落ちてきて
鎖骨の下あたりに当たったので咄嗟に振り払った。

夜になると、鎖骨の下斜めに長さ6cmほどのミミズ腫れ。
真っ赤になって熱をもっている。周辺の皮膚にも飛び散るように
赤い斑点が多数。

この長さ、これはまさしく食事中の毛虫の大きさだ。
落ちてきたのはドジな毛虫だったらしい。
やっと今日になってミミズ腫れはかさぶたに変わってきたが、赤
みと腫れは消えていない。
これが鎖骨の下ではなくほほだったらと考えるとゾォーだ。
任侠沙汰の切り傷に見えてしまうだろう。
ドスの利いた顔になんかなりたくない。




2006年08月29日(火) 紙切り

人に見られたらまずいものは破るか丸めて捨てろと家人に言われても、
ペラ〜ンとそのままくず入れに捨てる癖はなおらない。
ついに家人はシュレッダーを買ってきた。

これでいちいちせん切りにして捨てろという。面倒だ。

今日は朝から、引き出し一杯にたまりにたまっていた夫のお給料明細書
の裁断だ。ものすごい轟音に、耳が聴こえないはずのサーシャがびっくり
して飛びのいた。

お給料日には給料袋に入れられた明細書だけを貰っていたのが、今で
はそれもなく明細を見たければネット上からログインして見ることになった。
たまにその明細をプリントアウトしてじっくり確認していると、月々の自社
株の拠出金や社内預金の天引き金額が変わっていたりする。
社内預金は貯まっているものだとばかり思っていたので、入社した時から
だからこれだけあるはずだよねと訊いてみたら、どんどん引き出して使っ
てしまうので残高は常に0に近いらしい。
ちょっとちょっとと問い詰めようかなとも思うのだが、こちらにも問い詰め
られたくない内緒事があったりするので、お互い触れないのが平和。




2006年08月19日(土) 日没の空

PCを起動させるたびに、そろそろノートンの有効期限が切れるとの
表示。
また今年も延長キー購入の時期がやってきたのね。
と、シマンテック社のHPにいってみると延長キーは売り切れていた。
え!?そんなことがあるの? 

仕方がないので適当に選んだセキュリティーをカード決済でダウン
ロードして、さてインストールという大事な時になってみると、このPC
の電源が落ちてしまうのだ!
起動させても1分と持たないですぐにバッシャと電源落ち。
インストールを何度試みても、完了に辿りつかない。

PCに触ると異様に熱い。
内部のファンあたりに問題が生じているのだろうか? 
応急処置として、つい先ごろ私の額で熱を下げる手助けをしてくれた
アイスノンをタオルに包んでPCの熱くなった部分に乗っけてみた。
それを見ていた小豆は「あほちゃうか。。。」と呟いていたが、効き目
ありだったのだからこのアイディアまんざらでもないでしょ。

つまずきつつの更新で費やした時間は3時間!!
ふと窓の外を見ると、このような日没の空が広がっていた。

 

3日前のことであります。。。


2006年08月16日(水) 見つけるから

ヤモリを見かけると無性に鳴き声を聴いてみたくなる。
この間は、網戸を開けた時に部屋側に落ちたヤモリを外に出して
あげようと、素手で触れるにはちょっとした躊躇いがあったので
お箸でつまんだのだが、つままれたヤモリは足と尾をバタバタさ
せてキュキュと可愛く鳴いた。

あの鳴き声をもう一度聴かせてもらいたいと思っていたところ、窓
ガラスに張り付いているヤモリに出逢った。
今日はお箸でつまむなんて失礼なことはしないからとヤモリに言
い聞かせ、素手でそっとつかもうと指を伸ばして身体に触れるば
かりとなったのに、スルッと身をかわされてしまった。
足元に落ちたヤモリは部屋の隅へと逃げて行った。
ひと声も発することなく無言であった。

今、この部屋のどこかにそのヤモリはいる♪

  また逢おう 僕が 君を見つけるから  byエリック (^^)






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