「自由と責任と義務と報告と」 2009年08月06日(木)

電波の発達により便利で気軽になった半面、
嫌な時代になったものだ、と思う。

壁の低さは機密性の低さでもあり
何かをする度に他人の悪意を疑わねばならない。

言葉も文字も写真もイラストも感想でさえも
己の外に放たれれば立派な『情報』になる。
内に留めて置けず共有空間に放たれたソレらは
他者に如何様に使われようと止める事は出来ない。

例え何気ない一文だろうと、
ソレが火種に成りうる可能性を忘れては成らなかった。
火の粉が降りかかるのが己のみでないのなら
己外への発露には細心の注意と最大限の考慮があるべきだ。

けれどソレは制限に他ならず
自由で気軽な感想は行き場を失う。

もっと頭を使えれば問題ないのだろうけれど
自分の迂闊さも甘さも無知さも自覚しているのなら
私はネット上ではペンを折るべきだ。

だってソコまで気にして日記なんて書けない。

それに自分以外にも被害があるのなら
ペンを折ることを惜しみはしない。



気付いたのが物凄く今更で申し訳ないが
個人情報の範囲が判らないし、もうちょっと考えたいので
暫らく日記を更新しません。