宇佐美彰朗の雑記帳

2011年07月08日(金) 「宇佐美のジョギングコース」で思うこと

 7月に入ってひときわ暑いなかを、宇佐美は夕方、四谷から赤坂御所・迎賓館周辺を小一時間で一回りしてきます。このコースをひそかに「宇佐美のジョギングコース!」と名づけているのですが、そこで出会った小さな出来事!?です。迎賓館周辺の警備のお巡りさんに挨拶され、「こんにちは!まだ走っているのですか!?」と話しかけられたのです。

 「宇佐美のジョギングコース」が始まったのは、今から2年と3ヶ月前のこと。それは四谷三丁目交差点近くの荒木町に、宇佐美の研究室が引っ越してきたからです。以来、ジョギングで皇居周辺や迎賓館そして赤坂御所周辺などを、時折きまぐれ的に、健康維持における運動方法を見つけるという目的もかねて、走り回っています。

 話は戻りますが、お巡りさんと出会った時は、帽子のつばを後ろに(現役当時を知る方々には、宇佐美のトレードマーク!?)回してかぶり、歩くほどのスピードで(実際は単に汗かく程度の内容)、軽い登り坂(本人にはきつい場所!)にかかっていたところでした。警備の仕事中のお巡りさんに声かけられて、ヒヨイ!と顔を上げて御顔を拝見すると、やはり中年の恰幅のいいお巡りさんでした。「まだ走っているのですか!?」と声をかけられたので、通り過ぎながら振り向き「ハイ!健康のために少しだけ!」と答えたのですが、実は内心、必死に呼吸をしていました。

 話はこれだけです。しかし私にとってこれは、<ランナー冥利!>に尽きるエピソードであります。お巡りさんは昔の宇佐美の姿を覚えていてくださったのです! つまり少しでも走り続けていると、身体が覚えこんだタイミングやテクニックは消えることはないということです。典型的な動きは身体にしみ込んでいるという表現通り、例えば、自転車に乗れたら、ブランクが何年あってすぐに乗りこなせるテクニックです。

 こんな風に健康維持のために走る方法を模索しながら、今後も時折、汗流す程度に走り続けたいと思っています。お巡りさんから、<続けるエネルギー>をもらったような気がします!!! 夏の日差しの中でも、「汗にぬれた身体は、涼しい感触になれる!」と感じた経験を思い出した一コマでした。                   宇佐美彰朗。


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