西方見聞録...マルコ

 

 

川は流れる エルザさんとその夫、川を渡る - 2023年01月18日(水)

こっちの日記にあんまりプライベートなことを書いていないわけだがそういえば今日は実母エルザさんの夫(ってつまり私の実父だが)の1周忌である。
FBにこんなこと書いてるね、去年の今日➡こんなこと

まあ御年91歳で大変な大往生だったので、この新幹線車中以外で泣くことはなかった。最後まで大変クリアで、子や孫の行く末を心配しつつ、旅立たれた。

そんでその11か月後の12月20日にエルザさんも旅立たれた。エルザさんは7年ほど寝付いていて、ずっとエルザ夫てか私の父が介護しつつ二人仲良くケア付き老人ホームで暮らしてた。父がいなくなった後は兄と私で交代で週末に会いに行くと、私たちの話を静かに聞いて微笑んで時々面白いコメントをしてくれた。すこしソフトフォーカスな世界を生きているな〜と思われることもあったけど、こうなんか若いとき激しいフェミ闘士であったエルザさんの晩年の穏やかさに母エルザは本質はこんなにやさしい穏やかな人だったんだなとしみじみとした。

母エルザが激しい人だった約20年前の記録➡記録

20年前に受け取った母からのカード(写真)を書類入れの奥から見つけた時、まあ、自分が親しているのと比べてもエルザさんはなかなか良い親だったな、と思った。エルザさんはいろいろあらあらというところもある人だったけど、子どもの(特に女子の)キャリア形成をすごくまじめに考えていたところは、私も是非踏襲したい点である。

まあいろいろエピソードはあるんだけど、一番私が感謝しているのは,2009年の博士論文提出がかなりやばかった時、夫あめでおさんが1週間の出張に出たのをいいことに、エルザさんが奈良まで泊まりに来て、2児の面倒を見てくれて「子どもたちは寝かしつけておくからあんたは図書館の閉館まで論文書いておいで、それで帰りにおいしいもの食べて、ビールを一杯飲んでおいで」と言ってお小遣いをくれた時だ。

ほんとにね。論文書いてても、お迎えの時間が来ればピンポン玉みたいに家帰らなきゃいけなかった私に「図書館の閉館までいてそしてビールを一杯飲んでおいで」ってセリフはぐっとくるよね。

「ビールを一杯飲んでおいで」って、誰かに対して(娘じゃなくても)、いつか言ってみたいセリフである。






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