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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■帰省難民
ウゲー!
寝過ごした。
僕は関西の実家に帰省するために、事前に新幹線の指定席を予約していたのだけれど、うとうととして、はっと気づくと、予約時間の30分前。
荷物はぬあーんにも準備していない。
僕の自宅から新幹線の駅までは、徒歩で15分くらい(徒歩で新幹線に直接乗れるのだ!)
。
なんとかせねば。
速攻でスーツケースに荷物を詰める。
何も考えずにガシガシ放り込む。
着替える時間もないので、お昼寝をしていた服装のまま、家を飛び出した。
カートを走りながらがらがら引いて、駅まで走る。
信号がっ。
赤だ。
駅の周辺の道路は広い。
幹線道路を渡らなくてはならないので、信号がなかなか変わらない。
うーイライラ。
電車のなかだったら、電車の中で走る、などの無駄な抵抗もできるのだけれど、信号はどうしようもない。
発車時刻の1分前、何とか駅に到着。
ぬあんだっ、このひとごみは。
歩けんっ。
改札到着。
残り時間10秒。
くそおやじが、新幹線の改札でひっかかりやがった。
新幹線のチケットはなあ、2枚同時に入れるんだよっ。
エスカレーターを走って登る。
ハアハア。
・・・。
間に合わず。
orz。
しかたがないので、次にきたのぞみに乗る。
当然ながら席はなし。
グリーン車も空きなし。
以前だったら食堂車居座り作戦も通用したのだけれど、今の新幹線には食堂車はない。
通路も満杯。
デッキも満杯。
床に座ろうにも、そのスペースすらなし。
ガキがぎゃーぎゃー泣き叫んでいる「どうして座れないの?ウギャー」。
おっさんは酔っぱらって、ぶつぶつ言っている。
パンクのにいちゃんは、ウザそうに周囲にニラみを効かせつつマンガを読んでいる。
満員電車状態の新幹線のデッキで、立ったまま眠ろうとする僕。
眠れん。
飲み物や軽食を乗せたカートを押したおねいさんが、何度も通る。
デッキも満員なので、そのたびに、カートが通れるように荷物を持って、通路を空けなくてはならない。
iPodを取り出して、耳にイヤホンを突っ込み、Van Halenを爆音で流す。
PCを取り出して、立ったまま未読メールを読んで時間をやり過ごす。
難民だ。
帰省難民。
どうしてこんなに人があふれているんだ?
指定席を取れなかった人がこんなに多いのはなぜ?
僕は、乗り遅れ組だけど。
ほうほうの体で新大阪駅に到着。
何とか実家にたどり着いた。
ううううう、疲れた。
12月30日(金)
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