ID:99799
斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
[1220763hit]
■マイケル・シェンカーとワタクシ
先日、入手したギブソン・フライングVについてはさんざん書いた。
が、まだ書き足りない。
僕にとっては「フライングV=マイケル・シェンカー」である。
世間一般的に「とりあえず誰でも弾けるギターのリフ」といえばディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター(湖上の煙 by 王様訳)」という事になっている。
それが僕の世代では、マイケル・シェンカーの「アームド・アンド・レディー」なのである。
僕と同世代でエレキギターを少しでも齧ったことのある人のほとんど全員は「アームド・アンド・レディー」のリフを弾けるだろう(物理的に齧るのはジミヘン)。
僕は、熱狂的なマイケル・シェンカー信者ではないのだけれど、一応、リアルタイムのマイケル・シェンカー全盛世代である。
iPodには、「マイケル・シェンカーのインタビュー」というワケのわからないMP3ファイルも入っている。
英語のヒアリングのお勉強にマイケル・シェンカー(ドイツ人)のインタビューを使っているのである!
ちなみにそのてのMP3ファイルでは、僕が最も偉大であると崇めているオジー・オズボーン様のメッセージファイルなんぞもある。
僕くらいの高み、極み、悟りの境地に達すると、iPodのファイルは音楽だけではなく、インタビューとかになっていくのである。
更に告白すると、最近の僕のお気に入りは、ザック・ワイルドであることはこのサイトでもちょくちょく書いているので、ご存知の事かと思う。
こっちは、ザック・ワイルドが傍らにクーラーボックスを置いて、ちょこちょこっとギターを弾いては、ビールを飲んで、「ふーーーーむっ、セクシーっ」と、言うDVDを繰り返し視聴している。
ま、ザック・ワイルドになるためには、筋トレと風呂に1ヶ月は入らない、という苦行も待ち受けているワケだけど。
で、本題はマイケル・シェンカーのフライングVである。
マイケル・シェンカー愛用のフライングVは、何本かあるのだけれど、白黒パンダ仕様のカラーリングをあまりにも恥ずかしいので置いておくとして、ギターそのものは、限りなくノーマルである。
僕が、入手した67リイシューのホワイトと同じく、エボニー指板仕様なので、音に関する仕様にはほとんど同一。
アンプも同じくマーシャルのチューブだし(通常のミュージシャンはマーシャルの100Wモデルを使っているが、マイケル・シェンカーは50Wを使っている)、ほぼ同じ音が出て当然とも言える(クライベイビーはデジタルでモデリングしてるけど)。
が、何かが違う。
音は同じに聴こえる。
機材、セッティングが同じなのだから当然と言えば、当然ではある。
でも、違う。
この違和感は何なのか?
僕のフライングVは、僕の記憶にあるマイケル・シェンカーと何かが違うのである。
僕のフライングVとマイケル・シェンカーのフライングVの違いを資料を漁り、分析してみた。
結果、微妙に外見が異なることがわかった・・・。
@マイケル・シェンカーは、ボリューム、トーンコントロールのノブをフェンダーのストラトのものと交換している
Aマイケル・シェンカーのピックアップは、ピックガード付けではなく、エスカッションマウントである
・・・。
@もAも音にも演奏性にも全く関係がない。
微妙な違いである。
何の意味があるのかすら不明。
でも、違うものは違うのである。
マイケル・シェンカーチルドレンの杉村大蔵としては、武村幹事長にごちゃごちゃ言われる前に、何とかしなくてはならない。
@に関してはフェンダーのコントローノブを買ってきた。
ボリューム2個、トーン1個で合計3個、税込み630円。
フェンダーのストラトはボリューム1、トーン2なのだけれど、フライングVはボリュー2、トーン1.
改造、というより付け替えるだけ。
デフォルトのフライングVのノブはブラック。
ホワイトボディーには、ホワイトのフェンダーのノブのほうが違和感がないだろう。
とりあえず、とりあえず僕はマイケル・シェンカーにならなくてはならないので、交換。
総工費630円(税込み)。
Aに関してはこれまた意味不明。
[5]続きを読む
11月02日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る