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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■嫌がらせ企画! 総裁、ギターを語る。
僕はギタリストでも何でもないのだけれど、やたらと自宅のギターが増殖している。
バンドをやっているわけでもない。
ただ、修行僧のように孤独にギターを弾き続けている。
今回はこれらのギターを紹介したい。
ギターの後ろに写っているのはマーシャルのJCM2000という爆音アンプである。


■ギブソン・レスポール カスタム カスタムショップ製1968年仕様(EMG搭載)

僕のメインギター。
ギブソンカスタムショップ製の1968モデルのLPのピックアップをEMGの81と85にリプレイス。
購入後1週間で、一旦バラバラにして細かい調整をしつつ組み直した。
改造を前提にして入手(ギブソンのカスタムショップ製ギターを改造前提で買う人はあまりいないと思う)。
ハンダ付けから自分でやり、電気系統は総とっかえ。僕にとっての理想のギターとは何か?を考えたらこうなった。
パネルをはずして内部の電気回路を見れれば、僕のこだわり(ヲタクぶり)がわかる。
学生時代は、ギターは買ったら、即改造が当たり前だったのだけれど、今となっては唯一の自力改造ギター。
全部でいくらかかったか・・・は秘密。
時間もカネもかかっている。
カネで買ったギターではなく、自分で組み上げたギターである。
吊るしの音とは違うぞ。

■ギブソン・レスポール スタンダード 1959仕様

写真でもわかるとおりのバリトラのレスポール1959モデル。
10年くらい楽器屋を渡り歩いて探しつづけ、遂に見つけた納得のいくギター。
エレキギターの原点、究極。
僕にとってのギターの基準。音も見た目も最強。
ここまで来ると芸術品。
美しい。
カスタムと比べると、穏やかな音。
非の打ちどころのない完成された音とはこういう音なんだろうな、と。


■ギブソンSG スペシャル

探し求めて、ついに入手したホワイトのSG。
ホワイトのSGはギブソンのカタログにはなぜか存在しない。
ショップオーダー品。
人気があるはずなのにね。
軽くて扱い易いので、手許においていつもいじっている。
レスポールと比べると中域中心の音。
ソロ用とか激歪みよりも軽く歪ませてカッティングなんかにむいていると思う。
いつでも弾けるようにリビングに置いている。
ライブで振り回したいなあ。


■フェンダー・ストラトキャスター 勝手にジェフベックモデル

学生時代にはじめてジェフベックを観たとき、JBが使っていたのがこのイエローのストラト。
僕は、不覚にもオープニングのチョーキングだけで泣いてしまった。
JBのライブは、過去2回観ているが、両方ともイエローのストラトだった。
フェンダーには正式なJBモデルが存在するが、僕にとってのJBはこの1962仕様のイエローなのだ!
これまたフェンダーのレギュラーカラーにはなく、ショップオーダー品。
フェンダーのネックはローズのほうが弾いた感じは好き。
カタログ外モデル。


■フェンダー・テレキャスター

恐るべき低価格だったので衝動的に中古で入手。
よく見るとネックがボロボロ。安いはずだ。
まる3日かけてひたすら自分でレストアした。
蘇った!
時間をかけてレストアしたギター。
カネはかかっていないが、時間と労力はかかっている。
ストラトよりもずっと太い音。
乱暴に言ってしまえば、音は、レスポール≒テレキャスター、SG≒ストラトだと思う。
テレキャスターは、細いシャキシャキした音で、格好つけのボーカルがとりあえず構えている印象があるけれど、それは間違いであることがこのギターで証明された。

■クレイマー

懐かしのクレイマー。
初期のヴァン・ヘイレンも使っていたブランド。
いわゆる80年代のLAメタル仕様。
僕がギターをほとんど弾かなかった時期にもこのギターだけは手許にあった。
フロントPUはシングルに見えるが実はハムバッカー。
リバースのバナナヘッドにメイプル指板。
フロイドローズ。
僕がフルオーダーでコンポーネントギターを組んだら、この仕様になると思う。
数年間はこのギター1本で過ごした





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08月25日(木)
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