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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■M1000すげーぞ
予告通り、ビジネスFOMAであるM1000に機種変更してきた。

M1000は、電話としてはWCDMA.GSM,GPRSと世界中どこでも使え、電波として無線LAN, Bluetoothも使える。
電波だらけ。
カタチはPDAで、PIMやPOPメールも楽勝。
フルブラウザもついている。
と、いうスーパー何でもありあり携帯である。

僕は、本体が発売される前にBluetoothの無線ヘッドセットとUSBスティックも入手しておいた。
同期させるOutlookの情報も整理しておいた。
発売日が待ちきれんかったのである。

お店に行くと、予約取り置きなので、すんなり入手。
世の中では品薄らしい。
オマケでロットリングのスタイラスつきボールペン、液晶保護シール、ふきふき携帯ストラップ、ドコモダケのぬいぐるみがついてきた。

現物を初めて見る。

見事にPDA。
こんなのでどうやって電話すんだよっ、というのが第一印象。
どこからどうみても電話ではない。
早速、電話をかけてみたけれど、まあ普通に電話として使えるのだけれど、ガワは電話には見えない。
ベルトにケースをつけてM1000本体をそこに入れておき、Bluetoothのヘッドセットで会話するのが正しい使い方なのだろう。
電話はPDCも生かしてあるので、深く考えない事にする。

自宅に持ち帰ってマニュアルを取り出す。
何だ、この辞書みたいなのは!
630ページ。
携帯電話のマニュアルなのに辞書みたいな厚さ。

クイックマニュアルがついていたので、基本的なところからセットアップ。
M1000はimodeではなく、MoperaUというサービスを使う。
MoperaUは、またMoperaUで、DoCoMoのFMCちっくな良からぬ戦略(このあたりへの妄想はまた今度)が見え隠れするサービスなのだけれど、簡単に言えばM1000用のimodeサービスみたいなものである。
MoperaUの登録を行なわなくてはならない。
MoperaUはいわばプロバイダなので、ネット接続とメールのセットアップ。
やりかたはほとんどimodeと同じ。

が、しかし。

M1000にはテンキーがついていない。
文字入力その他諸々を全てスタイラスを使ってタッチパネルからやるのである。
僕は、ザウルス、WindowsCE、Palm等々でPDAには慣れているハズなのだけれど、M1000のOSであるSymbianは微妙にインターフェイスが異なっていた。
PDAとPCのインターフェイスはほとんど同じなのだけれど、SymbianはPDAとPCと携帯の融合したインターフェイスなので、少々戸惑う。
セットアップそのものは簡単なのだけれど、Symbianのインターフェイスに不慣れなので手間取った。
MoperaUはサービスが始まったばかりで、ユーザーがほとんどいないので、メールアドレスは取り放題。
好きなアドレスで登録。

MoperaUに登録し、WCDMA(通常のFOMA)での利用ができるようになったら、次は無線LAN。
自宅と公衆無線LANの設定。
こちらは楽勝。
すぐにつながった。

そして、次は初体験のBluetoothである。
僕は、「携帯電話にはBluetoothを標準装備すべし主義者」なのだけれど、Bluetoothを使うのは初めてなのである・・・。
ヘッドセットを繋ぐ。
10秒で完了。
ヘッドセットとM1000で通信させてお互いに認証させるだけだったので、あっという間に繋がった。
ちょっとだけサイバー。

最後は、夢のOutlook連携。
USBケーブルも付属していたのだけれど、完全に無視。
Bluetoothのみで行く。
ケーブルを繋いだら負け、なのだ。
無線だけで行かなくてはならない。

M1000から離れ、PCにBluetoothのUSBスティックをインストールする。
PC側にはM1000との連携ソフトも入れる。
PCとM1000でBluetoothでネゴシエーション。
ペアリングさせて、PCと携帯がBluetoothで繋がった!
Outlookと同期。
おおおおおおおおおおおおおおお!
Bluetooth経由でOutlookのスケジューラーの情報が連携されていくーーーーー!
すげー。
常時連携にしておけば、PC側でOutlookをいじるとM1000側の情報と常に連携が取れるのであるっ。

ちょっと残念なのは802.11.xとBluetoothが同時に使えないこと。

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07月02日(土)
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