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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■OutlookをBluetootth経由で携帯電話と連携させたいぞ
先週、パソコンが新しくなったのを機にOutlookをまじめに使ってみることにした。
僕は、Outlookは会社のご指定メールクライアントなので、イヤイヤ使用していたのだけれど、スケジュール管理やアドレス帳、ToDoリストなどの機能は完全無視していた。

僕が今までOutlookを無視してきた理由は、単純に動作が重過ぎだからである。
ソフトウエアとして重い。
Outlookを起動しているだけで、PCの動きが緩慢になるので、必要な時だけ起動していた。
反Outlookだった。

先日からPCが新しくなり、PentiumV900MHz 512MB から PentiumM 1.8GMHz 768MBに環境が変わった。
劇的とも言えるパフォーマンス向上。
Outlookがサクサク動く。
パワーポイントのファイルを30個同時起動しても問題なし。
Outlookを嫌う最大の理由がなくなった。

僕の会社のシステムでは、ブラウザさえあればOutlookの全機能をどこからでも使えるようになっている。
サーバー側で一元管理していので、余計な整合性を意識することがなくなった。
メールやPIM機能がサーバーで管理されているのである。

僕は、かつてスケジュール管理、アドレス帳、To DoリストといったPIM機能は10年くらいに渡って、PDAで管理してきた。
2年前くらいから携帯電話のPIM機能の向上により、PDAはいくつも保有しつつも、持ち歩かなくなり、携帯電話で情報管理を行なうようにしていた。
携帯電話は入力が面倒なので、入力は主にPCで行っていた。
PCと携帯電話を連携させた管理。
PIMに関しては、ネットワークは利用していない。

僕は4台のPCを使用している。
4台のPCの情報の同期が非常に面倒。
ついつい、どれが最新情報かがわからなくなり、情報の齟齬が起きるようになっていた。
携帯電話でスケジュール管理やメール確認を会議中にもやっているのだけれど、携帯電話をぱちぱちいじっていると、何だか印象が悪い。
情報が携帯電話に入っているんだから、しかたがないのだけれど、会議に集中していないように見られるのではないか、と不安になる。
それに僕は携帯電話で文字を打つのが嫌いなのである。

今年の正月からは、10年ぶりに紙の手帳を見直そう、という作戦に出た。
電子管理から最もレガシーな紙に戻してみた。
超整理手帳を購入し、オーダーでケースまで作り、気合いを入れて半年使ってみた。

結論から言うと、やっぱり紙媒体での情報管理は、今となっては却って不便だった。
PDAを10年も使い続けている人間にとって、今更紙媒体での管理などやってられない。
度重なるスケジュール変更やToDoの優先順位つけの変更等、紙の手帳では大変に不便だ。
紙の手帳は止めて、PDAか携帯電話に戻そうかな、と思っていた。
ハードウエアとしては、Linux Zaulus、Mio168(OSごと改造版)、HP Jornada720が手許にはある。
でも今更PDAでは芸がない。

Outlook環境を再考してみると、メールだけではなく、PIM機能もかなり使い物になる。
かつ、僕の場合はサーバー管理だ。
ブラウザ経由で使っているので、メール機能だけではなく、その他の機能も全てブラウザ経由で利用できる。
ネットワークに接続していない場合は、Outlookのクライアントソフトを使う。

僕が大急ぎでOutlookによるPIM管理を進めている理由は、7月1日発売予定のDoCoMo発売のビジネスフォーマであるM1000の活用を考えているからだ。
こいつをこのOutlook環境に統合できないかな、と画策中なのである。
Outlookをサーバー、PC、M1000で連携させ、複数環境での情報を自動的に整合性を取らせたい。
僕はそこにBluetoothも使いたい、と考えている。

僕がBluetoothでやりたいことは3点。
@ケーブルレスのBluetooth経由でPCのOutlookとM1000を連携させる。
AAirHの契約を廃止し、M1000+BluetoothでPCの通信を行なう
BBluetoothヘッドセットが欲しい(VoIPまでは無理か?)

データソースをOutlookのサーバーで一元管理し、PCやクライアントとの情報の整合性を担保してみようか、と画策している。

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06月21日(火)
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