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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■有事に備えた射撃訓練
注文しておいたガスガンが届いた。
「イングラムM11」というサブマシンガンである。
限定モデルだかなんだかで、専用のハードケース入りで、オプションもいくつかついている。
専用のハードケースには、オプションまで一緒に収納できる。
持ち歩け、ということか?
僕は、以前から「グロック26」という小さめのハンドガンを持っていた。
僕はガンマニアではないのだけれど、男の子として武器系のものに興味がないわけではない。
グロック26は、プラスティック製のちょっと小さめのガスガン。
映画にもよく登場する。
いろいろ妄想した結果、グロック26がハンドガンとしては、最も有効である、と思い自宅内でバシュバシュ撃って遊んでいた。
だが、ハンドガンだけでは心許ない。
戦闘に巻き込まれたら、サブマシンガンもないとヤバい。
と、いう事でオプションをつけまくったイングラムM11を入手。
僕は海外で何度か実銃を撃ったことがある。
44マグナムも撃った。
実銃を撃ってみると、オートマチックよりも、リボルバーの44マグナムのほうが、反動も大きいけれど、命中性能も高くて面白い。
でも、実戦を考えるとリボルバーよりもオートマチックのほうが有効だ。
オートマチックには弾詰まりのリスクはあるけれど、リボルバーの弾交換の不便さ、装弾数の少なさを考えると、オートマチックのほうが実用的である。
実用な場面が日本国内であるのか、という疑問はさておく。
僕は日本在住なので、実銃を保有することはできない。
海外だと、サブマシンガンでも簡単に買えたりするのだけれど、日本ではさすがに無理。
なので、プラスティックのBB弾のガスガンでガマンせざるを得ない。
まあ、BB弾でもむにゃむにゃなものを手に入れたり、ガスガンといってもむにゃむにゃすれば、むにゃむにゃなシロモノになったりするのだけれど、それはむにゃむにゃ。
僕はグロック26をリビングの手の届くところに置き、シューティングターゲットを10メートルくらい先の廊下の端に置いて、気が向いたときに、バシュッ、バシュッと撃っていた。
最近のガス式のハンドガンの威力は強い。
弾がプラスティック製のBB弾なので、殺傷力はないのだけれど、撃った際にきちんと反動もある。
音もブシュッ、ブシュッとする。
それなりに、銃を撃っているぞ、という感覚がある。
10メートル程度のターゲットであれば、ど真ん中に命中する。
実銃とトイガンの大きな違いは、撃ったときの反動である。
小さなオートマチックだと、たいした反動はないのだけれど、44マグナムなどは、片手では撃てない。
両手できちんと構えて撃たなくては、射撃時の反動で手許が狂う。
最近のトイガンは実銃まではいかないもものの、それなりの反動もあり、撃った際の爽快感がある。
気晴らしに、バシュッ、バシュッ。
僕の人生において、実際の戦闘に巻き込まれる可能性は限りなくゼロなのだけれど、妄想としては、訓練を積んで置かなくてはならない。
今の日本の情勢を考えると、いつ日本が戦争に巻き込まれるかわかったものじゃない。
ジャングルでの戦闘は想定しづらいけれど、都心のビルのなかでテロリストと戦闘に巻き込まれる可能性は否定できない。
サバイバルゲームのようにフィールドでの戦闘よりも、ビル内での戦闘に巻き込まれる可能性が高い。
僕の勤務するオフィスは都内でも有数のセキュリティーが厳しいエリアにある。
オフィスの周囲は警官だらけ。
夜になると、オフィス前の道路は閉鎖される。
オフィスの窓から見渡すと、ビルの屋上にまで警官が配備されている。
スナイパーか?
日本国としては、相当に警戒レベルを高くしているようだ。
僕もいつ戦闘に巻き込まれるかわかったものじゃない。
最近は、映画や小説以上の事件が、実際に起こる時代なので、何が起こるかわからない。
戦争が起きて、僕が徴兵されることは考えにくいけれど、テロリストがオフィスを占拠し、僕が人質にされるくらいの事態は、じゅうぶんに考えられる。
ヤバいからこその異常な警備体制だ。
そのときに備えて、銃器の扱いには慣れておかなくては。
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05月21日(土)
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