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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■僕が本当に好きな映画は・・・
僕は人からよく「好きな映画は何ですか?」と聞かれる。
マニアックな答えを期待されているのは明らか。

「バックトゥーザフューチャーかなあ」と僕は答える。
僕は他人の期待に応えるのは嫌いだ。
質問した相手は、100%の確率で怪訝な表情を見せる。
続いて「次に好きなのは爆発系のハリウッド映画かなあ」
実際に僕は「バックトゥーザフューチャー」も「爆発系のハリウッド映画」も好きである。

バックトゥーザフューチャーは、デロリアンは出てくるわ、マイケルJフォックスが1950年代の設定のなかで、ヴァン・ヘイレンみたいなギターを弾くわ、子供が見ても面白い内容で、完璧に近いエンターテイメント映画だと僕は思う。

爆発系のハリウッド映画とは、バカスカ爆発シーンがあって、地球上のどの民族が見ても理解できるレベルのストーリー性を持つ映画。
シルベスタ・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーが主演しているようなアホ映画である。
もし、僕が映画評論家だったら、爆発マークで5段階評価を行なうだろう。

が、本当に好きな映画、何度も繰り返し見つづけている映画は、ちょっと違う。
僕が本当に好きな映画ベストテン!

@時計じかけのオレンジ
Aブレードランナー
Bマックスヘッドルーム(TVシリーズ)
C攻殻機動隊SAC(TVシリーズ)
Dザ・セル
Eトレイン・スポッティング
Fタクシードライバー
Gストレンジャー・ザン・パラダイス/ダウン・バイ・ロー
Hビデオドローム
I裸のランチ

と、いったところが本音の部分で好きな映画である。
こんな映画が好きだと僕が言ったら、合コンでは絶対に盛り下がる。
マニアックとは言えないまでも、偏った趣味であることは間違いない。
なので、僕はいつもボケた回答しかしない。
一応ウソじゃないし。

では、ウザいと思うけれど、各映画についての僕の一言コメント。

@時計じかけのオレンジ
キューブリックの名作バイオレンス近未来SF。僕がはじめて見た頃は、暴力シーンが多すぎる、という理由で日本ではビデオ化すらされていなかったので、海外にいる友人にビデオを送ってもらって見た。今のワカモノは普通にDVDで見れていいなあ。僕は、この映画を見る度に傘で人を殴りたくなる。

Aブレードランナー
はじめて見たのは中学時代。サイバーパンクの元祖、原点、総本山。リドリー・スコット監督作品。原作は、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 」。一体何度繰り返して見たことか。僕は5回目くらいで、やっとこの映画の本質的素晴らしさが分かった気がする。今の近未来モノの映画は全てブレードランナーが原点。超メジャーなので見たことのない人はいないと思うが、1回観ただけではこの映画の本質はわからない。最低3回は観るべし。

Bマックスヘッドルーム(TVシリーズ)
大学時代にミニシアターのレイトショーで映画版を見た。その後、TVシリーズがビデオ化されたので、全巻5回以上見ている。日本ではNHKで1990年頃に「未来テレビ局・ネットワーク23」というマヌケなタイトルで放映された。アート・オブ・ノイズのパラノイミアのビデオクリップにも登場。「20分後の未来(20 Minutes into the future)」という最初のテロップだけで僕は逝ってしまった。

C攻殻機動隊SAC(TVシリーズ)
押井作品の攻殻機動隊映画版、イノセンスよりもTVシリーズのほうが実はおもしろい。ここ最近の僕のテクノロジーや思想に最も影響を与えたと言っても過言ではない。TVシリーズだからと言ってバカにしてはいけない。菅野よう子のサウンドトラックも良し。アニメだからといって、バカにすると恥をかくぞ。タチコマのラジコンが発売されたら即買いなのになあ。

Dザ・セル

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08月14日(土)
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