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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■ウィルメールとスパイウエアとの戦い
ここ2、3ヶ月、ウィルスメールと、スパイウエアによるブラウザ乗っ取りが、急激に増えた。
以前は、こんな事はなかった。
このような状況は、ほんのここ2、3ヶ月の事である。

毎日、ウィルスメールが個人のメールアドレス、会社のメールアドレスにそれぞれ、2、3通ずつは届く。
自宅のPCは電源を常に入れており、ディスプレイだけを消しているのだけれど、ディスプレイをオンにする度に、スパイウエアによる海外のギャンブルサイトの広告がブラウザを乗っ取って開かれている。
メールを開くたびに、仕事用、個人用それぞれにウィルスメールが2,3通ずつ届いている。

すごーーーーーーーく、面倒くさい。

ウィルスメールに関しては、個人アドレスも会社のアドレスも、ウィルス駆除システムを導入している。
個人アドレスのほうは、ウィルスメール駆除機能が、完璧にウィルスメールを除去してくれている。
ウィルスメールが届いている事をきちんと知らせてくれ、かつ駆除も完璧なので、被害はない。
問題は、会社のほうのメールアドレス。
こっちはウィルス除去システムが完璧には作動していない。
ごくごくたまに、ウィルスメールを感知して、除去してくれる事もあるけれど、ほとんどのウィルスメールはそのまま僕のところに届く。

こういう事を言うのは変だけれど、仕事用のアドレスに届くウィルスメールは、良くできている。
「Mail Delivery Error」とかのメッセージでウィルスメールが届く。
しかも、僕のメールアドレスから発信されたかの如く、エラーとなったメール本文らしきファイルが添付されている。
この添付ファイルがウィルス本体である。
実に巧妙だ。

だが、僕は休職中なので、仕事用のメールアドレスは極力使わないようにしている。
個人メールが主体で、仕事用のアドレスは仕事関連であっても見るだけで、送信はしない。
そもそもメールを送信していないので「Mail Delivery Error」のメッセージが来ること自体がおかしい。
休職中で、ほとんど死にアドレスと仮しているから良いようなものの、仕事中だと、一日に何十件ものメールを打つので、ほとんど見分けがつかず、簡単にウィルスに感染していたと思う。

おかげで、今のところ、ウィルスメールは完全に見破る事ができているので、ウィルス感染といった直接的な被害は被っていない。

ただ、ウィルスメールと本当のメールの見極めが面倒なだけである。

そして、スパイウエアによる、ブラウザ乗っ取り。
こっちにはかなり手を焼いている。

僕は、スパイウエアブロッカーを導入しているので、ほとんどのスパイウエアは感知できる。
このソフトウエアは、スパイウエアが侵入しようとすると、警告メッセージを出す。
そして、実態を暴露すれば、日本の有名サイト、特にニュース系サイトの大半で、警告メッセージが出る。
僕は、休職中であっても、毎日、日本のニュースサイトをくまなくチェックしている。
だが、たいがいのニューズサイトに接続しようとすると、スパイウエアのチェック機能が起動する。
ダブルクリックに代表されるの大手のインターネット広告会社がCookieをブラウザに侵入させるためだ。
インターネット広告会社にとってみれば、クライアントに広告効果を報告をしなければならず、かつ広告効果を最大化させるために個人情報をつかみたいのだろうけれど、僕にとっては大迷惑である。
Cookieを食わせる事がスパイウエアか?と言われると、そうでもないのかも知れないけれど、僕個人のサイトアクセス行動をトラッキングされていることは事実である。

ほとんどのスパイウエアを感知すると、システムがアラート出すので、除去できるのだけれど、中には一筋縄ではいかないものはある。
スパイウエア探知ソフトだけでは、完全なスパイウエアの除去は不可能なので、完全にスパイウエアを除去するためには、手作業によるインターネットエクスプローラーのキャッシュとCokkieの初期化だけではく、ウィンドウズのレジストリの書き換えも必要となる。

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08月04日(水)
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