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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
by オクノ総研
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■携帯電話をPreminiに機種変更してきた
夜中にドンキにビールを買いに行き、何気に携帯電話売場に目をやると、「Premini」のモックが置いてあった。
スゲー小さい、とても小さい、まるで小さい、何とも小さい、アホほど小さい。
折り畳み携帯電話の折り畳んだ状態より小さい。
重さも69グラムしかない。
G−Shockより軽いぞ。
デザインも素晴らしい。

僕はチワワを見たプロミスおやぢ状態に陥り、突然、Preminiが欲しくなった。

Preminiそのものは以前から知っていたけれど、それほど興味はなかった。
僕は使う、使わないは別として、最新最強の機能満載の機種が好きなのだ。
機能を割り切って捨てまくったPreminiは僕の物欲対象外であった。
現物サイズを見たのはそのときが初めてだった。
Premimiの正式名称はSO213i。
すなわち、機能的にはドコモで最低の機種である。
Preminiにはカメラもiアプリもついていない。
だが、デザインの秀逸さとそのサイズは驚異的だった。

それまで僕は、S0505iという「デジカメに携帯電話機能をつけたような巨大な携帯電話」を使っていた。
高性能なのはいいが、なにせ巨大。
Preminiの倍以上の重さとサイズ。
ジーンズのポケットに入らない。
スーツやシャツの胸ポケットに入れてもポッコリする。
仕方なく首かけストラップで首から吊っていたのだけれど、重さのせいで肩が凝る。

僕は、iアプリはヘビーに使うが、カメラ機能はほとんど使わない。
せいぜいミーティングの際に記録用にホワイトボードを撮る程度である。
普通に写真を撮るようなシーンでは素直にデジカメを使う。

僕は当初、来月くらいに発売されそうなFelica対応の唯一のFOMAである「F900iC」が発売されたら、機種変更するつもりでいた。
やっぱ、最新最強機種じゃなきゃ嫌だし。
それにiアプリが使えないのは痛い。

iアプリは2ちゃんねる専用ブラウザであるiMonaをはじめ、POPのメーラー、株の取引や、地図ソフト、ゲームなど、かなりヘビーに使っていたので、無いのはつらい。

僕は、0.03秒ほど考えた。
F900iCが発売されたらデュアルネットワークサービスにすれば良いではないか。
僕の座右の銘である「迷ったら両方買え」がアタマをよぎった。
デュアルネットワークサービスとはPDCとFOMAを同じ電話番号で切り替えて使用する、マトモにつながらないFOMAに不安を抱くユーザー向けのサービスである。

Preminiのモックを見たのは、深夜だったので、翌朝、速攻でPreminiの黒に機種変更してきた。

使用感は以前に使っていた機種もソニーエリクソン製のSO505iだったので、インターフェイスその他はまるで同じ。
使い慣れたインターフェイス。
極端に小さいが、もともと楽器等で細かいものをいじるのには慣れているので、ボタン類が押しづらいという事もない。
僕は携帯電話をPDA代わりに使っているが、住所録等はもちろんのこと、スケジュール管理やメモ帳といった、必須のソフトはちゃんとついている。
ツールを使って、せっせとデータを移行した。
Pewminiは以前使っていたSO505iと同じソニーエリクソン製でアプリケーションも全く同じなので、データ移行は簡単にできた。
満足である。
iアプが無い事を除けば不自由はない。

次は、F900iCの発売を待って、デュアルネットワークサービス狙いである。
モックを見てダサかったら、全機種Felica対応予定の901iシリーズが発売されるまで待つけど。

こういう機能を割り切り、デザインやサイズを重視した携帯電話が発売される、ってことは携帯電話市場も成熟してきた、っていうことの証明だろう。
携帯電話会社は、全ての最新機能を「全部入り」で詰め込みました、とりあえず詰め込めるものはみんな詰め込んだので、ユーザー側で使いたい機能を選んで使ってください、でもデカイです、重いです、から脱却する時期なのだろう。
人によって携帯電話に対する機能の要求は異なる。
PCみたいにアクセサリやソフトウエアで対応するか、携帯電話機メーカー各社で横並びではなく、個性を持った携帯電話をどんどん出して欲しい。


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07月14日(水)
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